☆骨肉の争いにさらされている方へのカウンセリング

※以下の内容など了承を得て掲載しています。
昨日は友人二人でお越しの方へ3時間程カウンセリングをさせて頂きました。
一人は外国籍の女性で、邦人の男性と結婚し長年暮らしていたものの、最近夫である男性が亡くなった事から先妻の子供達との間に亡き夫の遺産をめぐる争いが起き、理不尽とも思える攻撃にさらされている内容で、
別段、カウンセリングの上にスピリチュアルとつけずとも良い生々しい人の赤裸々な欲望や執着が見て取れる内容であり、簡単に言えば愛人をあちこちに作り、愛人との間に子供まで設け、亡き母を苦しめた父親を兄妹一同恨んでいたものが、父親が社会的にも立場のある人間ゆえに存命の間は資金の援助を受けたりと何かと利用価値もあった為、面従腹背のスタンスを取っていたものの、
亡くなるやいなやタガが外れるかの様に後妻で入ったこの外国籍の女性へその積年の鬱憤、鬱積をぶつけるが如く攻撃してきた様で、散々父親に面倒を見てもらい良い思いをしてきたのだから、父親の物件から早々に出ていけと、
家の中にズカズカと入ってきては故人の身に付けていた高価な時計やバッグ、金目の物を形見分けの名目で兄妹一同分け始め『貴方には必要無いよね。この家にある父の物は○○家のレガシー(遺産)なんだから、貴方には何の権利も無いの、分かってる?』と妻である女性を目の前に強盗同様の事さえ平気でやってのける有り様で、
この女性の住むマンションにしても亡くなりしこの男性から数年前には名義変更、譲渡の手続きが為されているにも関わらず、その時には父親は認知症を発症し正常な判断が出来ない禁治産者であったと、この外国籍の女性が幻惑し無理に名義変更せしめたのであり無効だと訴えを起こしてきた様で、この男性が亡くなる前など寝たきりで排便さえも間々ならぬところを妻である女性が、摘便するなど甲斐甲斐しく世話をする姿さえこの兄弟姉妹には疎ましく映った様で『アタシは自分の旦那が倒れたってウンコの世話なんかしないよ、汚いったらありゃしない、コロナにでも罹ったらどうするのさ』とけんもほろろに言ってのける有り様であり、
かと言って、この兄弟姉妹それぞれに大地主の家系の恩恵に浴し生活は裕福の部類で困窮しているそれでも無く、亡くなった自分の父親の葬儀もしなければ戒名も金のかかる事をすれば皆で分ける金が目減りするから必要無しと、この妻である女性の意見など皆目無視で、坊主も呼ばずに火葬したお骨の一片たりと引き取るものではなく墓地埋葬の話しよりもこの故人の財産や貯金を当然の取り分の如く分け合う算段がそこにはあるばかりで、
ここに至ってようやく、昨日この女性に同伴して私のサロンを訪れた女性の強いすすめもあり、弁護士を頼み故人の子供達からの強奪や侵害に抗う決意をした様で、それでもこの女性の育った国の国民性や貧しい家庭で育ったゆえのオープンハートな愛情の観念(クリスチャン)酷い仕打ちを受けても故人の家族であると信じたい一念からこの兄弟姉妹が訪ねてくれば家の中に招き入れていまだに話を聞いてしまう弱さもあり、そうした事から迷いや葛藤が生じている有り様で、同伴で来たお友達の意見や娘さんから強く意見されてもまだ目が覚めていないものが窺えたものです。
私は極道当時などもこうした人が亡くなった後での金を目の前にした人間の争い、地獄の沙汰にも度々介入してきたもので、立場や性別も関係無く、金をめぐる闘いに於いては剥き出しの欲望や感情を乗せてぶつけ合う姿、または家族の交わりがある様でも親子で水面下で係争やバトルがあるケースなど様々にも垣間見てきたものです。
地獄の沙汰も金次第とはよく云ったもので、とかく人が亡くなった時には故人の功罪が浮き彫りになり、また金銭の問題も出てきたりするものです。極道当時ならこの女性側について相手を封じ、慇懃無礼に脅し上げ、なおかつ自分の儲けのそろばんでも弾いたのでしょうが(笑)今は私も坊主であり、そうした機転が働くものではありません。
南国特有の快活さに加えて多弁でよく笑いさえするこの女性にネガティブを植え付けるものでは無いのですが、貴方が家族と思っても相手はそうは思っていない事、金の亡者、ゾンビと見立てる事、愛情とお馬鹿さんの違いやこのままでは骨の髄までしゃぶられて放り出され路頭に迷うばかりでかえって娘さんに迷惑をかける状況になる事を時には笑いを交えながら諭したものです。
また弁護士を立てた事でもあり、電話は元より家に来ても決して中には入れぬ事、また向こうが来訪の理由付けとする父親と共有している思い出の品などについても弁護士からも内容証明を先方に出してもらうなどして、一括向こうへ送ってしまい関わりを断つ決意をする事をすすめたもので、他者から侵害を受けている時など心身の安心を得る為にこうした決断は大切な事であり、エネルギースペースの確保とスピリチュアルな真理からも裏打ちされている事でもあります。
帰り際には『センセ、キョウデヨクワカッタヨ、マタホウコクニクルヨ』と得心した様に無邪気な笑顔を見せたこの女性でした。
同伴の方よりお蕎麦なども頂戴しました。
有り難うございました。
合掌

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密教僧侶ヒーラー正仙
元ヤクザ組長から密教僧侶ヒーラーになった男
真言宗・大元吉祥堂・堂主・ヒーリングルーム吉祥・主宰

かつて極道の世界に身を投じていたが、獄中にて
スピリチュアルな気付きが始まり、出所後堅気になり、
その後真言宗僧侶と成る。

あたり前に生きる事が難しい今の時代、
自らを不安や恐れと言う闇の中に囲い苦しんでいる方達に
それぞれの方が本来持つ、
あるがままの素晴らしい光や輝きに気付いて貰える様に

愛を基にしたパワフルなヒーリングやリーディング、
講演を心掛けて行きたいと思っています。

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