★除霊と浄霊どっちなの?…ヒーリング私記

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私は今までヒーラーとして臨むーリングセッションや、密教僧としての加持祈祷に於いて、未成仏霊に憑依されている方や、また霊媒体質から頻繁に憑依され、心身共に消耗しきっている方などを、お客様として招く事が度々ありました。

除霊と言う言葉がありますが、私は元々この言葉が好きではありません。元極道の日陰育ちのあまのじゃくなところがいまだに残っているゆえなのかどうかは知りませんが(笑)そこに腐ったリンゴを取り除けば良しとする様な言葉の響きを感じるからです。

障魔退散や邪気を除く調伏法として良く知られる「九字切り」は、滝行などに於いても導師が用いたりする事からよく知る方も多いのかも知れません。

剣印(指で刀を現す)を組み「臨(りん)!兵(ぴょう)!闘(とう)!者(しゃ)!皆(かい)!陳(じん)!烈(れつ)!在(ざい)前(ぜん)!!!」と裂帛の気合いと共に虚空を切り裂く様に繰り出される様は、いかにも行者風情でカッコ良く映るのかも知れませんが、これを除霊に用いる事など、私は決してオススメ出来る事ではありません。

今では安易に書店などで、祈祷法や呪術などが解説された本が手に入る為、行者や僧侶でもない方が素人はだしで霊をはずさんとばかりに「エイヤーッ!!」と、調伏法として知られる九字を切り、その時は効果が現れた様に見える場合もある事から、自らに力があるものと過信してしまい、揚げ句の果ては身体を痛めたり、精神のバランスを崩す事などもあり、力のある行者なども、この「九字切り」を乱用し、心臓発作などから死に至るケースがある事など、あまり知られていない事なのかも知れません。

まるでどす黒い汚れものを斬りつけるかの様に、相手のオーラから九字切りで未成仏の霊や動物霊を切り離し除霊しようとする時、その意念はあますところなく憑依している霊体にも伝わっているものです。
やられたらやり返せの仁義なき戦いは、極道の世界の事ぱかりでなく、霊的世界に於いても同様のものがあります。

生身の肉体を持った私達人間も、いきなり殴られ蹴飛ばされ、居場所を追われれば、怨みと共に報復の機会を待つのではないでしょうか…?

除霊された未成仏の霊などが…人が寝静まる深夜の2時過ぎ、除霊を行った行者が睡眠時で、霊的プロテクトなども無防備なのを見越して襲いくるとはよく言われる事で、私なども経験のある事でした。(強い金縛りと共に胸の上に乗られ、八方を囲まれている様な感覚)

こんな事を言うとおどろおどろしく聞こえるかも知れませんが(笑)これをスピリチュアルな観点で言うなら、人のオーラを斬りつけ自分の力で何かを取り除けると思っている内は、因果応報で、自分のオーラを傷付け何物かにコントロールされる許可も等同に与えてしまっている事でもあるのです。

こうした事からも私は、除霊の依頼がある様な時も詳しくは書けませんが、如来や菩薩、自坊本尊の大元帥明王や不動明王の姿と共に光や炎で憑依していると思われる未成仏の霊を包み込む観想をし、各尊の真言やお経を唱え、憑依しとどまろうとする霊を、得心させた上で成仏を願う『浄霊』としての修法がその常でもあります。

除霊や浄霊をしてもらいたいばかりに、あちこちの拝み屋や祈祷師の元を回ったり、出口の無い先祖の因縁、供養ばかりを説かれて…外へ外へと目を向けられ物心両面で消耗し、かえってエネルギーを難しくしてしまっている方などもいるものです。

先祖供養も勿論大切ですが、自分のオーラに他者の霊を侵入させてしまう憑依には、その当事者にもそれを許す恐れや罪悪感、弱さが原因としてある場合も多く、そうした事に気付かせる事も…浄霊を行い、心と魂を整列させる上でとても大切な事と思う様になり、今に至っています。
意外かも知れませんが、それは快眠、快便、運動、食事と言う様なライフスタイルのアドバイスから始まる場合もあったりします(笑)

そうした意味でも私は、浄霊に意図した加持祈祷などに於いても、一方通行な壇上での修法に陥らず、ご本人とのカウンセリングも大切に行う様にしています。
ご本人の気づきのあるところに尚更に加持祈祷に感応するものが生じる為か、効験も現れやすいもので、これは私がヒーラーとして行うヒーリングにも同様に言える事です。

心身に癒しをもたらし、時にはその人間の必要な変化変容の後押しさえする働きを持つと言われるヒーリングですが、ヒーリングと浄霊は別物と考えるヒーラーが一般的なのかも知れません。

ヒーリングも世界各国、各流派、様々な形態のものがありますが、総じて宇宙のヒーリングの周波を自らを媒介としてクライアントなり、ヒーリー(被経者)に流す事に於いては共通なものがあったりします。

私は当サロンにセッションでおみえになるヒーラーさんなどから、憑依の症状を訴えるお客様にヒーリングをして良いものか?聞かれる事が今まで何度もありましたが…
そんな時私は「浄霊出来るかはわかりませんが…とお客様に正直に前置きした上で、あなたのヒーリングをさせて頂いたら良いのではないですか?」とアドバイスさせて頂く事がありました。

私の経験から言うと、ヒーリングで浄霊が出来てしまう場合があります。ヒーリングは別にお経を唱えるわけでもないのですが(笑)自らを媒介して流れるヒーリングのエネルギー(氣)は、高次の波動を持ち、その人間に必要な癒しをもたらす知性を持つとも言われており、ヒーリングを施す事は相手の方のオーラや肉体、アストラル体(霊体)に光を注ぐ事でもあり、これはオーラの中に居座りへばりつくかの様な憑依する存在も当然感知するところとなり、影響は及ぶのです。

高次の波動にいたたまれなくなり、取り憑いていた人間のオーラから出て行ってしまうケースなども私自身セッションで経験してきた事でもありました。
霊と名の付くものは担当外と、浄霊などに怪訝なものを感じるヒーラーも多いのかも知れませんが、セッションにきたお客様が、未成仏の霊の憑依に気付かずに心身の不調を訴えている様な場合もあるもので…

そんな時、自らを通して流れるヒーリングの氣と言うものが、憑依した存在にも浄化をもたらす神性を宿した光である事を信じ、ハイアーセルフを信頼しヒーリングの現場に立つ事も大切なのではないでしょうか?

合掌

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