★ペンジュラムとグラウンディング…ヒーリング私記

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ペンジュラムをご存知の方は多いかも知れません。

チェーンの先にぶら下がる、水晶などで出来た円錐状の物質の切っ先が右に回ったり、左に回ったりするのを見て、心の中で、もしくは言葉に出して問い掛けた事への答えを占い見ていくものですが、その材質も水晶やアメジストなどの天然石から金属に至るまで、様々なものがある様です。

このペンジュラム、少し使い始めると面白いぐらいに回りはじめ、さも万能の答えを引き出せる様な感激もつかの間、ペンジュラムに出てくる答えと自分のエネルギーフィールドでもある現実に現れるそれとの間にギャップが生じる事から、「ペンジュラムなんて所詮感情の影響を受けて回ったりするだけで、信頼して使う事の出来る物でばない」と、今では身に付ける事の無くなったバワーストーンなどと共に、引き出しの奥深くにしまい込み、それさえも忘れてしまっている方も多いのかも知れません(笑)

ペンジュラムは確かに感情の影響を受けやすい物ではあります。
自分の事ともなると、とかく中立になれないのが人間であり、例えば、好きな異性と自分が結ばれるかをペンジュラムに聞いてみる時、右回りがYesを現す肯定とするなら、誰しも右に回って欲しいと思うのが人情であり、否定やNoを現す左回りをペンジュラムが始め様ものなら、「これは何かの間違い」と…(笑)
( ; ゜Д゜)あせる

右に回り納得の行く答えが出るまで、ペンジュラムを回し続けてしまいかねないのも私達人間にあるエゴの傾向と言うもので、これが中立を期すべきリーディングに程遠いものである事は言うまでもありません。
肯定否定に筋反応が出る事は、指で輪を作り病気の有無等を確かめるオーリングテストなどでもよく知られたりもしていますが、ペンジュラムも同様で、自分自身の健康や恋愛、金銭に関わる事など、結果如何で自分を揺さぶりかねない内容をペンジュラムに聞く時など、質問した時に微妙ながら身体のどこかに強張りや緊張が現れやすく、これなども予想外の答えを目にする事への恐れから発するものであり、こうなるとペンジュラムからもたらされる答えも濁ったものとなってしまい、まるでペンジュラムに宿る石の精が逃げてしまったかの様に自分のエゴの投影される器と化したペンジュラムは…「恋人が出来る」「お金が入ってくる」とYes!Yes!Yes!と、グルグル右に回り、一時の気分は良くしてくれるかも知れませんが、とてもリーディングと呼べる代物ではなくなってしまいます。

これが他人の事をペンジュラムに聞くのであれば、私情が入りにくい為、初心者などでも的確な情報を引き出しやすいものですが、こと自分の事を聞く場合は肯定、否定を問わず、例え意に反するものであろうと、今の自分に必要必然のメッセージに触れているものと、それを許容する許可レベルを有している事がとても大切な事でもあります。

ペンジュラムがもたらす答えを見て、細いチェーンの先にぶら下がる水晶などの貴石を浄化する事を知っている方は多いのですが、自分に都合の良い、特定の答えを嗜好する自らのメンタルを浄化する事を知っている方は少ないものです。
たかが小さなペンジュラムに大袈裟な!と思う方も多いかも知れません…。
確かに深刻さは必要のない事ですが、たかが小さな石なれど、問い掛ける時は高次の存在に聞いている事に他ならない事、忘れたくないものです。

その答えを石の精に尋ねる人もいれば、天使や自分の信ずるアセンデッドマスターに聞く方、また、仏教や神道など宗教上の神仏にチャネリングする様に答えを求める方など、色んな形態があり、自由が尊重されるべきですが、高次の存在にアクセスし聞いているつもりが、実は憑依している未成仏霊等からの情報の場合もあり、この場合、ペンジュラムに限らず、その本人しか知らぬ出来事や情報を憑依している存在から画像として見せられ、そうした事から霊能に開眼したかの様に周囲を驚かせるケースなどもありますが、心身の不調や奇行など、周囲から見て、とても幸せそうに見えない安定を欠いた姿に、憑依された状況が映し出されている場合もあったりします。

私がオススメなのは、もしヒーリングや何らかのスピリチュアルなクラスでグラウンディングを学んだ方であるなら、地に足を着けるグラウンディングをした上で、ペンジュラムによるリーディングをすると言う事であります。
これはタロットカードやオラクルカードを使いセッションをする、占い師やセラピストの方にもオススメの事でもあります。

目を閉じ、深呼吸と共にグラウンディングし、頭頂にあるクラウンチャクラ(第7チャクラ)から光りのコードを天に向けて1メートル以上伸ばし、自分の頭上にあるゴールドに輝く球体にその光りのコードを接続するイメージをします。
この光りの球体は私達のハイアーセルフであり、これからペンジュラムで行うリーディングのサポートや、必要なメッセージに導かれる様、形式にとらわれず、自分の思う言葉でお願いした後、頭頂のチャクラから伸びた光りのコードと、ゴールドの光りの球体であるハイアーセルフを軽く意識しながらペンジュラムを軽く見る、もしくは周辺視野の片隅に入れながら…声に出して、もしくは心の中で、他者の事、自分の事について質問をして行く時、とても精度の良いリーディングをする事が出来たりするもので、これはタロットやオラクルカードを使ってのリーディングにも言える事の様です。

※ハイアーセルフとは、高次の自己、内なる神と言われ、現生における私達のカルマや課題の全てを統轄し、宗教上の制限、制約にとらわれる事の無い、私達誰しにもある聖霊の事。

私の場合ですと、ペンジュラムを使うケースとして、家祓いや土地や家屋の浄化などをお願いされた時など、送られてきた家の間取り図などから、氣やエネルギーの滞った場所を探しあてるのに活用する場合があり、ペンジュラムが図面の上で左回りなど特定の兆候を示す場所と言うのは…
その家で埃をかぶり、物置と化した仏壇が置かれている場所だったり、故人の遺品が積まれ放置されている様な場所だったりするケースも多く、現地を訪れ、なるほどと膝を叩きたい状況に出くわした事が何度もありました。

※仏壇はその家のバッテリーに等しいものがあり、清潔を心掛け、不要な物や本来神棚に置くべき御札などを何年も放置して置く事の無い様に気を付けたいものです。

ペンジュラムからの情報の読み取り方など、今では関連書籍も出版されているので、参考にされると良いと思いますが、グラウンディングからハイアーセルフを意識しながら、ペンジュラムによるリーディングを行うと、微妙な回り方などにも、教科書には無いメッセージを読み取る事も出来る様になり、とても興味深いものがあります。

食材の善し悪しなどにも反応するペンジュラムは、広い用途の活用が出来るスピリチュアルな小道具でもあります。

愛する方の素行調査に効果を発揮するかは秘密です(笑)
( ´艸`)

合掌

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