私はリーディングの際に、お客様のオーラやチャクラの状態と共に、声音から情報を受けとる時があります。
特に、姿の見えぬ電話でのカウンセリング時などは、目を閉じ、お客様のアストラル体を観想しセッションを進めて行きますが、悩みや相談内容を電話の向こうで話されるお客様の声を通して、今置かれる精神状態や、お客様のオーラやチャクラと言うエネルギーセンターにある、『画像』をお見受け出来る時があります。
※この場合の画像とは、その方の現在の悩みや感情のパターンに影響を及ぼしている人の姿だったり、幼少時に受けた否定的な体験、現在にリンクする過去世からの画像など、様々なものがあります。
ヒーリングやカウンセリングを仕事とするヒーラーやセラピストでなくとも、ご家族やお友達などの話し方や、声の抑揚から…
『今日は元気がいいな、何か良い事でもあったのだろうか？』
『今日は声に生気が無いな、身体の具合でも悪いのだろうか？』
と言った具合に、その方の表情や姿から受け取る印象は勿論ですが、声を通しても、相手の状態を推し量ろうとする習慣が、人にはあったりするものです。
よく、風邪でもないのに喉を痛めたり、声がかすれて、話しづらい時がある事や、痰がからんでもいないのにスッキリしない不快を感じる時がある事などをお話し下さる方がいたりしますが、こうした場合、食道や喉頭に疾患がある場合などもあり、一概に言える事ではありませんが…
リーディングをして行くと、喉にある第5チャクラ（スロートチャクラ）の状態が、そうした症状に影響を及ぼしている事を見て取れる時があります。
喉にある第5チャクラはコミュニケーションや対人関係にも関連するエネルギーセンターでもあり、初対面でお会いした方とお話しする際に、急に喉がイガイガして声を出しづらくなってしまった経験をお持ちの方も多いかも知れませんが、これなども、相手の方のエネルギーに、喉にある第5チャクラが感応し起きる事だったりもします。
その他にもヒーリングやリーディングを受けている方などに浄化が起きる事から、急に咳込んだりする様な場合もあったりします。
また、同じお仕事をする様な間柄にある人とお会いした時など、表面はにこやかでも、認め難い仕事の上での嫉妬などを相手の方がこちらに抱いてる場合など、別に言葉による攻撃や中傷がそこに無くとも、こちらの鳩尾にあるエネルギーの層でもある第3チャクラや、喉にある第5チャクラに、てきめんにその影響と言うものが現れる時があり、本人とすれば身に覚えのない事でありながら、エネルギーは正直なもので、チャクラのある部位に違和感を覚え、セッションにお見えになる方もいたりします。
『人にエネルギーを投げるな！』とはヒーラーの世界でよく言われる事でもあります。
自分の中で他者に抱く特定のイメージは、リアルにその人に対して行っている事に他ならないとする、中立に根差したヒーラーの考え方と言うものもそこにはあるのかも知れません。
思う様な人間関係を築けていない時や、誰かを恨み争う傾向のある時、周りに対して閉ざしている時期など、第5チャクラにもそうした状態が現れたりするもので、そうした事が喉や声の不調の原因となっている場合も多い様です。
例えば…身体の不調を知らせるサインとして、明るいカラーの洋服を好む方が、そうしたカラーの洋服を着た時に、何故かその明るいカラーだけが浮き上がって周りや自身にも見えてしまう様な時…
もしくは、その当人が洋服から浮いて見える様な時と言うのは、身体の変調や病気を現すサインの場合が多く、注意が必要だったりもします。
これと同様に、内面に様々な怒りや恐れからくる強い葛藤を抱えている様な時と言うのは、どんなに落ち着いて話している様であっても、声に微妙な乱れがあったり、言葉の語尾など、どこかしらヒステリックなトーンが出てきたりするものです。
声もその方自身のエネルギーを現している事でもあります。
私は電話で話していると相手の方から『正仙さんの声は、鼓膜の中まで響き渡るな声ですね。』と言われたりもします。
そんなに大声では話さない私なのですが…（笑）
最近では親子のコミュニケーション不足がよく取り沙汰されますが、子供の目を見てしっかり話す時間を設けていない家庭も多い様で、そもそも親御さん自体が、人の目を見て話す事を苦手としていたりで、こうした事はおのずとコミュニケーション不足にも繋がり、子供が学校でイジメを受けている様な状況があっても、子供が発するSOSを察知する事が出来ません。
目を見て話す習慣があると、子供が嘘を言えば目が泳ぐものを見たり、目から子供の心の状態を窺い知る事も出来る様になり、おのずと子供の声の抑揚にも注意が向き、その時々で交わす言葉や返事の中にも変化がある事がわかり、神経質になる必要は全くありませんが、子供に異変が起きた時なども、しっかり第六感でキャッチ出来る様になります。
程度に差こそあれ、元より人間にはこうした能力が備わっており、先日などもある女性の方の話しで…
隣りの部屋で遊ぶ子供の泣き声を耳にした時、ご主人はいつもの事と気にしなかったそうですが、この方は瞬時に『異物を目に入れたな？』とその泣き声が直感に訴えてくるものがあり、慌てて駆け付けると、案の定、子供さんが、お母さんの化粧水を目に入れてしまっていたそうで、発見が早かった為に洗浄し、事なきを得たそうですが、泣き声一つにも、子供の異変を感じとる能力が、母親の中に組み込まれている事を感じさせる出来事の様に、私には思えたのでした。
合掌
