隅田川の花火に想う事・雑感

一昨日は四年ぶりとなる隅田川の花火大会でした。
思えば、この四年の間に親戚からご近所さん、セッションをお受け頂いたお客様に至るまで、随分な方が鬼籍に入られたものです。
人間、人の死を悲しむものてすが、自分はどこかで蚊帳の外だと思っていたりもします。でも、そんな事は分かりはしないもので、許されているのは、一瞬、一瞬、目の前にある事に真摯に誠を尽くして取り組むだけ(のほほんと緩む事も大切)その連続があるだけを今となっては痛感するばかりです。
こういうと何かボランティアとか無償での人へのサービスの様な事を短絡的に連想する人が多いものですが、攻撃的な思考や報復される怖れから離脱し、破壊的な感情や言葉を世界に押し出さず、心の平和を得る為の心の訓練をする(仏教の八正道、赦しのレッスン、瞑想などを通して)これが大事業であると思う人は少ないのです。
世間一般に知られる大きな事業を成し遂げた人さえも、年齢相応の輝きとか、人間関係を含む断捨離を訴えたり、無理をしない生き方をPRしたり、年齢と共に体験から得た平和な方便へシフトして行くもので、良い傾向ではあるけども、何か一つだけ欠けていると感じる心の疼きからは解放されていないものを感じるものです。
表に何物かを求めても弥陀の手の平を往来し勝ったつもりになっている孫悟空そのものである事。
結局人間とは、どれだけ遠回りをしようとも、いつの日か必ず輪廻と言う壮大なトリップを断つ為の学びに向き合わされる生き物である事、身に沁むばかりです。
屋上から見える浅草の花火が、この四年の間に流行りの風邪を含め旅立った方達への供養の火花の様に想えた愚僧であります。
合掌

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密教僧侶ヒーラー正仙
元ヤクザ組長から密教僧侶ヒーラーになった男
真言宗・大元吉祥堂・堂主・ヒーリングルーム吉祥・主宰

かつて極道の世界に身を投じていたが、獄中にて
スピリチュアルな気付きが始まり、出所後堅気になり、
その後真言宗僧侶と成る。

あたり前に生きる事が難しい今の時代、
自らを不安や恐れと言う闇の中に囲い苦しんでいる方達に
それぞれの方が本来持つ、
あるがままの素晴らしい光や輝きに気付いて貰える様に

愛を基にしたパワフルなヒーリングやリーディング、
講演を心掛けて行きたいと思っています。

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