ただいまは勤行前のひと時、熱い珈琲を飲みながら記事を書いております。
昨日は夕刻よりどしゃ降りの雨で、表に出ていた私は傘を持ってはいたものの、すっかりビショ濡れになってしまいました。
雨と言えば…私は若い頃よりよく『雨男』と言われたものです。
何処かへ行くというと決まって雨が降る事が多かったのです。
私がまだ極道をしていたなども、遠方にある上部団体の事務所当番に行く時なども、それまで晴れ間の見える天気だったのに…
洗車を済ませ、いざ出かける段になると、待ってました!とばかりに雨が振りだしてきたりしたものでした(笑)
(^_^;)
当時、私の運転手をしていた若い子なども「オヤッサンと何処かへ行くと必ず雨が降りますよね?」などと言っていたものです。
私の機嫌の良い時であれば、「ハハ!そうだよな!全くどういう訳だろうな♪』と問題ないのですが…
たまたま虫の居所が悪い時だったりすると…「ナニーッ貴様ッ天気が悪いのと俺となんの関係があるんだ馬鹿野郎!!」
「運転もヘタなクセして、くだらん能書きを言っとるな!馬鹿タレ~ッ!」
と、雷を落とされるのだからたまったものではありません(笑)
( ̄▽ ̄;)
この時私の車の運転をしてくれていた若い子も、私が堅気になり、会わなくなって幾久しい年月が過ぎましたが、何処の空の下にいても元気で幸せに生きていて欲しいと今では願うばかりですが…
私の知り合いに、出かける時に晴天に恵まれる人は『天霊系の神』に縁のある人で、決まった様に雨の降る人は『地霊系の神』に縁のある人だ言う様な面白い事を言う方もいました。
龍神に昔の行者が雨乞の祈祷をした事は良く知られていますが、観音の化身でもある龍神に…過去世で行者だった私は祈りを捧げていたのかも知れません。
私は若い頃は童顔で、飲み屋のママやオネエさん達に『ア~ラッ!あなた母性本能くすぐる顔してるわね~』などとよく言われたものでしたが…笑
その一方で『ラッキーボーイ』とも言われたものでした。
夜の商売とは言え、スナックやクラブもお客さんの入らない閑古鳥の鳴く日もあるのですが、そんな時フラリと私が店に入って飲み始めると…不思議とお客が入り始め、たちまちテーブルがお客さんで一杯になってしまう事が多かったりもしました。
お店の口開けに私が行くと客の付きがいいと喜ばれたものです。
ただ…こうなると、店に入ったはいいが、他に客がおらずにこちらがポツネンと一人で飲んでいると、他の店に行くのも悪い気がして、お客が来るまで席を立てずに困った時もあったりしました(笑)
似た様な話しですが、私はたまにタクシーに乗るのですが、不思議と、同じタクシーに乗り合わせる時も多いのです。
つい先日も、急ぎの用で駅に向かうのにタクシーに乗ったのですが…
乗った瞬間に、私も運転手さんも顔を見合わせ「ア~ッ、またですね!」と思わずハモッてしまったものです。
実は、その運転手さんのタクシーに、ここ最近だけでも三度も乗っていたのでした。
私の住んでいるところは東京の下町ですが、それでも通りにでればタクシーはいくらでも走っている場所でもあります。
同じタクシーを拾う確率というものも、東京である事を考える時、さすがに不思議なものを感じざるを得ないものがあります。
このタクシーの運転手さんは、前に私を乗せた時の話しをしてくれたのですが…
私を乗せるまでは、客がつかずイライラしてしまい早番できり上げて帰ろうと思っていたところへ私を乗せたそうです。
すると…私を降ろした後に本人が「エ~ッ、本当かいな!?」と思う程に、その後客付きがよくなり、アッと言う間にその日の売り上げのノルマを達成したそうで…
(((;゚д゚)))
この日も、私が料金を払い車を降り様とすると…「今日もこの後多分、調子がいいと思います。ありがとうございました。」と私にお礼の言葉をかけてくれた事から…
私も「頑張って下さいね!」と気持ち良く車を降りたのでした。
この他にも、似た様な事はたくさん経験しているのですが、袖触れ合うも他生の縁で、他の方に『プチ福の神』の様なお役目が出来た時は大変嬉しいものがあったりします。
でも、これが、自分の事となるとなかなかそうも行きません。(笑)
( ̄▽ ̄;)
今日は、お勤めを終えた後に新宿御苑の『桜』でセッションをして参ります。
今後、読者の方を対象に茶話会も催して行きたいとも考えている今日この頃です。
皆様にとって今日が実り多き一日となります様に…
合掌