※メッセージなど講話会に参加頂いた方達よりシェア投稿やDMより頂戴したご感想です。
今月24日(日)に当サロンで開催した吉祥講話会ですが、盛況の内に終了する事が出来ました。
今回の講話会のテーマは『赦しのレッスンと観察のススメ』という事で、お釈迦様が説かれた仏教のエッセンスとでも言うべき『八正道』『四聖諦』を元にお話しさせて頂きました。
ただ漠然と仏教の戒律を法話調にお話しするのでは無く、私が極道当時に垣間見た人の姿や顛末も織り交ぜてお話しさせて頂いたもので、独善的になりやすい人間の思考、自我に幻惑され、とかく脱線しやすい人間のパターンなどについても触れたものです。
人間というのは誰しも程度の違いこそあれ、『己に甘く他人に厳しい』一面を持っているもので、かくいう私も揚げ足取り必定の反発を叩き込まれる極道の世界に長い事生きたせいもあってか、この傾向は一般の方より強く、内面からこうした暴力でやり込めるを良しとする信念体系を落として行くのは正直難儀で辟易とした事さえあったものです。
重箱の隅をつつくどころか重箱をひっくり返してでも攻撃を緩めぬ、不良のさがとでもいうべきものが無ければ生き残れぬ世界でもあったゆえに堅気になり僧侶になった当初でもこうした人を責めるに敏なところがむくむくと顔を出す事がありました。そんな時、自分に『そう、うるさくなくてもよかろう』と自嘲を込めてつぶやいたもので、そうすると、自分も人も完璧には行かぬ何かとやらかす生き物である事に思い当たる様で、人を追及し責めたい欲求が出てきた時などまじないの様に(笑)口ずさむ時がありました。
人間というのはこうした安全弁、自分の中心に帰ってくる些細なワードを持っている事も大切で『そう、うるさくなくてもよかろう』の話しに共感してくださった方も多かった様にお見受けしたものです。
講話会の後は少しの休憩を取ってシンギングボウルの演奏に入らせて頂きました。参加された皆さんもチャクラや身体に及ぶ感覚、体感など様々なものがあった様でご感想など見て頂ければと思いますが、皆さんの間をシンギングボウルを鳴らし歩いたり、強いばかりでない銅鑼の音に癒されトランス(笑)に入る方などもいた様です。
終了後はカレーの会という事で、お馴染みニューガネーシャでカレーと各種ナンに舌鼓を打ちながら皆さんと楽しい時間を共有させて頂いた愚僧であります。
たくさんの差し入れやおみやげも頂きこの場をお借りして改めて御礼申し上げます。
吉祥講話会とカレーの会にご参加頂いた皆さん、有り難うございました!
合掌
密教僧侶ヒーラー正仙
元ヤクザ組長から密教僧侶ヒーラーになった男
真言宗・大元吉祥堂・堂主・ヒーリングルーム吉祥・主宰
かつて極道の世界に身を投じていたが、獄中にて
スピリチュアルな気付きが始まり、出所後堅気になり、
その後真言宗僧侶と成る。
あたり前に生きる事が難しい今の時代、
自らを不安や恐れと言う闇の中に囲い苦しんでいる方達に
それぞれの方が本来持つ、
あるがままの素晴らしい光や輝きに気付いて貰える様に
愛を基にしたパワフルなヒーリングやリーディング、
講演を心掛けて行きたいと思っています。