☆昨日は人生復活請負人ソフィア・エムートさんとのコラボ講演会でした

 

昨日はアースデイ、イベント目白押しの中、私とソフィア・エムートさん、コアな二人の話を聴きにたくさんの方が開場に訪れてくださいました。
 
 

                                       

 
※講演前半を担当したソフィア・エムートさんのお話しです。
 
人間と言うもの…真実や真理を耳にする時と言うのは心地よいばかりではなかったりもするものです。
講師として話している方の内容に自分の今と言うものを重ね合わせたりして葛藤を生じたり煩悶しながら講演会場を後にする事だってあるのではないでしょうか…。
 
共感、共鳴すると言うのもエゴの価値基準でもある「自らの快適さ」を拠り所としている場合もあり、こうした自我を満たし追認する様に知覚された事は日常の中で埋没し簡単に忘れ去られてしまったりもします。葛藤は一つの怖れの変化(へんげ)されどそれは自らを揺さぶる真実からくる内なる声からの訂正に直面している場合もあり、そこに気付く事もとても大切だったりもするものです。
 
 

 
 
私にしても今回コラボしたソフィアさんにしても、話しの内容には綺麗ごと抜きの懺悔録的な部分があります。サイキックや心霊能力の示現に触れながらも、傷つき時には人を傷つけながらでも人生に真実を求め、安寧を生き様と思えば思うほどに反対の極に流され翻弄された事に於いては、極道の世界当時は「確信犯」で生きた私よりも、暴力や理不尽に受け身にならざるを得なかった女性であるソフィアさんにその色合いの濃いものがあるのかも知れません。
 
 

 
 
元ヤンキーと言えば爽やかなその後ありきなイメージですが、暴走族からシンナー吸引、ここまでなら「不良少女と呼ばれて」的なイメージで完結できますが、配偶者によるDV、愛人との蒸発による膨大な借金の返済、爪に灯をともす様な子供を抱えての極貧からの再起、ヤクザの父親の転落の軌跡、大病から手術、スピリチュアルへの開眼など、言葉にすればわずかですが、昨日もソフィアさんのお話しを拝聴していて思ったのは、もがき、苦しみ、人生と格闘するかの様な日々の果てに訪れた光明を体現するかの様な生き様そのもの…
「一生懸命に生きた人の姿」を感じるばかりだったものです。
 
 

 
 
講演の後半を担当した私でしたが、開始冒頭に白いボードに拙い文字で「人生は赦しのレッスンなり」と書かせて頂いたものです。
 
この「赦し」と言う時、一方通行で受け身一辺倒の赦しの有り方と誤解される方も多いものですが、過去からくる罪悪感の浄化、そうした記憶への癒しと言う意味合いもあったりします。
 
私が右翼に始まり極道の世界へ飛び込み大抗争の最中、ヒットマンとして敵対組織の首級を殺害する為に西へ東に潜伏する日々、学歴不問の裏社会で這い上がりたい一心でその世界に生き、組織から組名乗り(組長)を許され順風満帆かと思えばそうはいかない修羅と餓鬼が混在するかの様な油断も隙もないその世界…でも、それは企業の競争であろうが、国家間の駆け引きであろうが、人間のあるところ生じやすい力学、鋳型である事もお話しさせて頂いたものです。
 
 

                                       

 
 
暴力と掟、表のパワーと言うものを信じた私が見たあまりにもハードな人の転落や死に至る諸行無常の数々若き日の覚醒剤の多量接種による臨死体験から獄中でのスピリチュアルへの気付き、得度に傾斜する心と同時期に起きたヒーリングへの興味と言うもの、裏社会と決別、一念発起し密教僧侶ヒーラーとして活動する現在に至るまでの日々を語る事に於いては今まで私が各地で行ってきた講演や講話会に同様のものがあるのかも知れません。
 
裏社会に生きた私、団体や組織の名称など話す事はなくとも非合法、犯罪を構成し食べる事に躊躇なかったアウトレイジだった当時の心情過程など、限られた時間の中でも私なりにお伝えする事が出来たのではないかと思います。
 
私が今の道に入った当初は不良(ヤクザの別称でもある)の世界に生きた当時の事を語る事に於いて、言わず、語らず、沈黙を信念体系として自らに落とし込んでいた私にとって抵抗感と葛藤を生じさせる事でもありましたが、ただでさえ女性などコメント叶わぬかの様な(笑)その世界の特殊性、直情径行とハードな顛末と言うものも、自らを晒す覚悟さえあれば時には笑いありの分かりやすいスタンスに変換してお話しする事も出来る様になっている事、経験とは有難いものです。
 
 

 
 
単にアウトレイジとかヤクザとか興味本位に見るのではなく、小さなイラつきから生じる舌打ちに始まり、人への嫉みや妬み、人への誹謗中傷や非難、挙げ句の果てはフェイスブックなどに於いての「友達削除」に至るまで、自由意思は尊重されるものの、それを行う自分の心根は自分だけが知るものであり、死刑ボタンを押すかの様な心情でそれを行っていないか?「小さなアウトレイジ」を自ら日常に採用していないか?自らの思考や想念のパターンを知る事が大切な事も私のヤクザな半生に関連する一端としてお話しさせて頂いたのでした。
 
 

 
 
昨日は日頃私よりセッションを受けてくださった方や交流のある方達がたくさんご来場くださったものですが、ソフィアさんの講演会長を名乗る方も遠路はるばる長崎よりお越しくださりこの方がソフィアさんにプレゼントしたと言う懐かし昭和の暴走族を思わせる特攻服などをソフィアさんと共に羽織り、何人もの方から記念撮影を求められるなど楽しくコスプレで終了したコラボ講演会でした。
 
終了後は新宿大久保と言う場所柄、韓国のお店が多い事もあり、ソフィアさんや出席可能なお客様と打ち上げをかねて韓国食堂で懇親会を行い楽しい時間を皆さんと共有した愚僧であります。
 
 

 
※ご来場頂いたお客様達より頂いたお菓子やレトルトカレーです。
 
 
昨日講演でお会いしました皆さん本当にありがとうございました!
 
                    
                        合掌
 

 

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