八月の滝行を終えて

                              

 

今月28日は恒例の不動明王ご縁日の滝行でした。
九州、四国に居座るかの様な台風10号、ようやく本日、熱帯低気圧に変わった報道などもされておりましたが、九州にお住まいの方はもとより、各地の被災、被害状況など心よりお見舞い申しあげるばかりですが、その自転車で進むかの様な台風の遅々たる進路、怪奇な動きの影響もあり、当初、悪天候が予想された当日の滝行も打って変わっての晴れ間さえ見える滝行日和となったものです。

                          

この日は滝行初体験の女性などもおりましたが、サーフィンなどもされる方の様で水流に慣れている事もあってか意を決するかの様に早々に水流の強いポイントに立ち、直瀑に身を晒している姿が印象的でもありました。参加された女性の一人が終了後に『やっぱり流れの強い場所に一度立つとミストでは物足りなくなりますね』と話していたものですが、ミストとは滝の流れの弱いスポットの事で、マイナスイオンを浴びている様でこれはこれで気持ちは良いのですが、初めはおっかなびっくり水流の端の方で滝のミストを浴びている方なども回を重ねると共に中心の直瀑に挑む様に立つ姿があります(ちなみに直瀑の一番強い場所だと手の甲や指に怪我があると裂けてしまうほどの圧がかかります)。

前回の滝行の際、あまり激しく私が銅鑼を打った為かバチの先の棒を包む布が傷んでしまい、それを見ていた道薫さん(真言宗、国分寺派の阿闍梨。毎回、副導師をお願いしています)がわざわざ自宅に持ち帰り修理してきてくれたものですが、フェルトを購入しその作業過程から完了に至る迄、LINEにて写真付きで事細かに報告して頂くなど几帳面で律儀なお人柄、滝行外伝(笑)として紹介したいくらいです。

今回の滝行は久しぶりに空手道禅道会、東京支部長の西川さんなども参加して頂き、世界の強豪と闘ってきた裂帛の気合そのままに野太い声がお滝場に響き渡り、滝に打たれる皆さんもさぞや心強かったのではないかと思います。

また毎回幹事役兼、長年医療の現場に携わった事から滝行に参加される方の健康なども留意して頂いているまきちゃんこと森麻喜さんですが、この日は自身の体調もあり欄干の上より撮影班に徹してくれたもので私の滝行の投稿の写真も、終了時に神社前で撮影する『湯上がり顔』以外はまきちゃん撮影のものがその殆どでもあります。

滝行終えて日帰り温泉での食事

滝行に参加された方達より頂いたおみやげです。有り難うございました!

この日も前日より夜行バスで北陸より参加される方などもいて、和気あいあいとした雰囲気の中にも凛とした緊張とマインドフルネスと禊を体験するなど、非日常的な空間を体感して頂けたのではないかと思っております。

9月も秋季滝行として開催する予定です。

塩川滝でご一緒した皆さん、有り難うございました!

合掌

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密教僧侶ヒーラー正仙
元ヤクザ組長から密教僧侶ヒーラーになった男
真言宗・大元吉祥堂・堂主・ヒーリングルーム吉祥・主宰

かつて極道の世界に身を投じていたが、獄中にて
スピリチュアルな気付きが始まり、出所後堅気になり、
その後真言宗僧侶と成る。

あたり前に生きる事が難しい今の時代、
自らを不安や恐れと言う闇の中に囲い苦しんでいる方達に
それぞれの方が本来持つ、
あるがままの素晴らしい光や輝きに気付いて貰える様に

愛を基にしたパワフルなヒーリングやリーディング、
講演を心掛けて行きたいと思っています。

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