不倫・生半可な気付きがあると罪悪感も倍加するのか?

その昔、極道世界に生きた若い頃『アンタ達男がヤリたくてしょうがない時があるのと一緒で、刑務所にいる男を待つ女も寂しくなって、ヤリたくて仕方ない時があるのは一緒でしょ?アタシがホストなり遊びの相手を手配して発散させるから、安心して務めて来なさい(刑務所に)』なんて言う他所の組の姐御がいたものです。
塀の中にいる男からすれば言語道断な論理ではあっても(笑)女性の寂しさを理解した清濁併せ呑むかの様な垢抜けした判断と言えるものかも知れません。でも、結局この組は破綻をきたしたもので、その道で姐さんと呼ばれたこの女性も、刹那的に生きる極道の妻であり、根無し草の如く何処へともなく消えて行ってしまったものです。
遊びではあっても身体を重ねれば心の比重を奪われて行くのも人間で、まして受け身の女性にとっては尚更なものがあるに違いありません。
元極道和尚の天邪鬼な見地で言えば、不倫なども周囲から『惚れるな』と言われれば言われる程にのめり込むのも人間の性(さが)と言うものだし、結局、家庭が崩壊しようと周囲や家族から見限られ様と、ドン突きまで行ってむせび泣くところまで行かなければ、思い直す事も方向転換が出来ないのも無常を生きる人の業そのものである事を感じるばかりです。
でも、生半可にスピを噛じって精神、肉体の領域を理解し始めた人間がこうした轍を踏む時、
『愛にも色んな形がある』
『私はあの人の内面に惹かれたのです』
『あの人とはツインソウルだから結ばれて当然』とか、
時にスピ語さえ駆使して(笑)至極ごもっともに聞こえる理屈さえそこに付く傾向もありますが、霊的な真理を理解しようとしながら、本当は相手の器(肉体)に執着し配偶者では得られない代用をそこに求めている空虚さが罪悪感となって追い付いてきて、切り刻むかの様にその人の心身に不調をもたらしているものをお見受け出来る時があるものです。
セッションともなれば、如何なる内容も丁重に拝聴しておりますが(笑)分不相応な夢に馳せる人を目の前にした時など、実らぬ顛末が見える様で…『ダメ亭主でも何でもいいから、焼けぼっくいに火がつかない内に旦那と子供の元へとっとと帰ってやんなよ』と、昔のぞんざいな口調で諭してやりたい時が無かったと言えば嘘になります。
合掌

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密教僧侶ヒーラー正仙
元ヤクザ組長から密教僧侶ヒーラーになった男
真言宗・大元吉祥堂・堂主・ヒーリングルーム吉祥・主宰

かつて極道の世界に身を投じていたが、獄中にて
スピリチュアルな気付きが始まり、出所後堅気になり、
その後真言宗僧侶と成る。

あたり前に生きる事が難しい今の時代、
自らを不安や恐れと言う闇の中に囲い苦しんでいる方達に
それぞれの方が本来持つ、
あるがままの素晴らしい光や輝きに気付いて貰える様に

愛を基にしたパワフルなヒーリングやリーディング、
講演を心掛けて行きたいと思っています。

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