※愛犬チビと共に
明けましておめでとうございます!
令和三年の御来光は、雲一つない晴天で遠くに見えるスカイツリーに陽の光が反射しているかの様でもありました。
でも、昨年一年に於ける世界や国内の状況を鑑みる時、雲一つない晴天とはとても言い難い状況である事は周知の事ではあります。
仕事や商売一つとってみても展望や希望を描きづらいパンデミックな時代となってしまいましたが、それだけに、以前にもまして個々の在り方が浮き彫りになるものをまざまざと感じさせる時代の流れと言うものもある様です。
昨年、ある方が私の元を訪れ『以前は対人恐怖症で仕事にも消極的で成績が上がらず悩んでおりましたが、マスク着用になってから仮面効果もあるのか(笑)自分でも驚くほど積極的で雄弁になり、会社でのプレゼンなども自信を持って出来る様になり、先日嬉しい事に念願の彼女も出来ました』などと話されていたものでしたが、
それではマスクをはずしたらどうなの?と言うところですが、この方の場合、マスクをした時の自信体験がしっかり潜在意識にも染み込んだのか?揺り戻す事なく着用していない時も人と臆する事なく接する事が出来る様になったそうで、人と言うのは何を幸いとしているのか周囲には分からぬもので、またそれは個々に預けられている事でもある様です。
ある面、サバイバルな時代に突入している事に間違いはありませんが、深刻さは必要ありません。深刻さの堅持は心身を害す働きをするものです。今年一年、昨年にもましてさらなる激動も予想され、こうした時と言うのは『俺も(私も)声を上げなきゃ👊』と言う思いに駈られる人も多いに違いありませんが、世界に見る事も国内に見る事も個人レベルに於いても、この地球村に生まれてくる前にそのシナリオに同意していると腑眼する時、落ち着きを得る事も出来様と言うものです。
『大事は斬新、柔軟、したたかに。小事こそ真摯に大切に』は私の持論でもあります。意味の解釈はその時々の立ち位置で変わるものもあるかも知れませんが、ヒーラーの観点から言ってもテーマや課題はその人のエネルギースペース(身近な人間関係や出来事)に見事に現れるものであり、家族間や人間関係から派生する不安や恐れ、怒りや嫉妬などで氣の滞りを作らぬ様心がけ、エゴが様々にもTVやマスメディアや動画などの情報を通して揺さぶってきても、それを訴える人間には人間なりの都合もあるのだろうと。割り引いて期待を手放す視点や視座と言うものも心の平安を得る上で大切な事であり、目を開けながらにしての瞑想、仏教的な視点でもあります。
本日元旦から遠隔加持を開白させて頂く方などもおり、今年も一年、向き合うは自他共に心一つと改めて強く想う愚僧であります。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
世界の生きとし生けるものすべてが幸せであります様に
合掌