真言宗の僧侶は、得度の後で十八道、金剛界、胎蔵界、護摩法と言う四度加行(しどけぎょう)と言う修習の期間を経た後、本山にて泊まり込みで伝法灌頂を受け阿闍梨位を得て、はじめて正式な僧侶として認められるものです。
写真はその四度加行の際に用いた次第(しだい)ですが、本山より購入した正規の次第では無く、自坊での練習用の控えとして作ったもので、やはりこれから灌頂を受ける方へご自坊での反復練習する為の次第としてお送りするために久しぶりに開いて見ると、初めは行の流れがつかめずに書き込んだ内容も今では懐かしく(難しい漢字も 笑)
こうした次第の作成一つ取って見ても何人もの方の協力があった事などが思い出され、感謝の念が湧き上がるものです。
合掌