ヒーリングや加持祈祷などに於いてとかく強調されるのが『心地よさ』や『癒される』『快方に向かう』等々の事だったりもしますが、『円満』や『穏やかさ』にそれを大別する事も出来ます。でも、円満や穏やかさがもたらされたり、癒しが発生する前段に於いて無理がかかっている状況(自分を含め特定の個人などに)や停滞している原因にフォーカスさせられる出来事を経験したりと、
それがヒーリングであれ加持祈祷であれ、祈りの効験と言うものは必ずしも気持ちの良い形で現れるわけではありません。
人生を線形的に考えてしまう私達人間は、自分が好ましいと思う結果を先取りしたい欲求が働きそれを祈りに投影したりしますが、その障害となっている事に気付かなけれぱ真の解決や成就に至らぬ事など加持祈祷やヒーリングを一つの契機としてまざまざと願主やクライアントの方の日常にそれが現れる場合がある事。、でも、これさえもその方にとって必要な癒しのプロセスである場合が多い事などこれまで随分とご依頼されるケースにお見受けしてきた様な気がします。
たとえば…神社やお寺で自分自身や家族、愛する方の幸せを願う時、合掌しているかたわらでチラリと祈りに相反する様な不快な画像が脳裏を横切る時があるのも人間で、それがエゴから生じている時もあれば、問題の解決や解消、良き発展を遂げる為に必要な取り組むべき障害(対人不和など)などの状況を貴方の本質がとらえている様な時もあり、そんな時は敬虔な祈りも濁り中和された様でスッキリしないものもあるかも知れませんが、加持祈祷やヒーリングと言うのはその
『スッキリしない事にこそ作用』
し、結果として人の別れや関係の解消へと後押しする様な働きとなってさえ現れる事がある事などセッションの現場で痛感させられる事が多いものです。
こうした事も乗り越える事の出来る変化変容のプロセスとして自らが招来している癒しの形態であり、行者としてヒーラーとして関わる私がいる様でありながら…
主体は自分自身に在る事など誤解の無き様説明させて頂く事の多い愚僧であります。
以下、数日前より御両親(ご本人様も)への遠隔加持をご依頼されたGさんよりのメッセージをご紹介させて頂きたいと思います。
(了承を得て掲載)
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こんばんは。お世話になっております。今夜あたり、ここまでの経過をご報告しようと思っておりました。
〇日に父が入院しました。以前から大腸が弱く何度か病院のお世話になっていたのですが、今回も下痢が止まらず、ほぼストレスによるもので。
お医者さんの判断で「家にいたら、治る物も治らないだろう」ということで、入院となりました。
毎日、母の暴言が止まらず、父のストレスはもう限界を超えていたので、私も「また入院したほうが良いのでは」と思っていたところでした。
桜の木は、実は飛び込み業者の見積もりがあまりにも高く、私が別の業者に見積をお願いし、母も立ち会って数字を出していただき、〇〇日に予定していた伐採は中止となりました。
切る気持ちは変わっていないようですが、父が入院したことと、今回の桜の伐採の件は関係なくはないのでは…位には感じていたようです。
母が依頼した業者は「お祓いなんてしなくてもいい」と言ったそうで。
今回、私が呼んだ業者は「絶対、神主さんに頼んでやってもらったほうがいいです。この木は神社やお寺レベルの大きさの木なので」と言ってくださり、母も少し気持ちが変わったようで、私に「全責任を持ってきちんとやれ」と言ってきました。相変わらず、自己中心的です。
昨日、父の見舞いに行った時に、病室とは別の場所で話したいと言い、別室で」母と離婚しようと思う」といい出しました。もうこの先一緒にいるのは無理だと。
今の家を売って、きれいに分けてしまいたいそうです。正直、あまり驚きが有りません。無理もないな、位に思いました。
父は絶食中で、読書とテレビしかない状況。前回の入院のような怪我ではないので、痛みなどもさほど無く、ゆっくり横になって、落ち着いて考えて結論を出せたのだと思います。
母は被害者意識が強いので、また大騒ぎしそうな気もしますが、それは両親の2人のことなので、特に私がなにかすることもないかなと思っています。
現状、こんな感じです。父の入院はまだ続くと思います。今日の時点で、まだ食事を摂れない状態なので…
長々と申し訳有りません。私自身、数日前よりもかなり気持ちが落ち着いています。加持のおかげかと、ありがたく思っております。今起こっていることは、いずれこうなる様になっていたのだろうな、と思えること。
まだ途中経過に過ぎないのだろうな、と思うこと。この事自体、本当にありがたく思います。
渡部さんのおかげと思っております。
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合掌