先日は午後より上野桜木へ…
※会場にてクラウザー章悠さんと共に
フェイスブックでも繋がるニュージーランド在住の友人、クラウザー章悠さん主催による『碧い眼の書道家たち展』に行ってきました。
クラウザーさんには以前、私より遠隔ヒーリングをお受け頂いたご縁などもあり今回ご招待頂いたものですが、『碧い眼の書道家たち展』のタイトルが指し示す通り、ニュージーランドからチェコにまで及ぶ総勢27名にものぼるクラウザーさんの生徒さんによる作品の展示会であり、8日より15日まで開催の予定で今日はオープニングパーティーと言う事で、個展や展示会には充分なスペースでありながら、ところ狭しと訪れた方達で溢れ、今回が日本での展示会開催などのイベントが初めてとは思えぬ盛況ぶりでした。
外国の方が書いたとは思えない見事な達筆の数々に皆さんため息ともつかぬ感嘆の声をあげていたものでしたが、チェコ在住、書道歴19年のペトラ・ピタスコバさんの書いた『般若心経』の前で何人もの方が足を止めて見入っていたものです。
私も坊主のはしくれ、これまでも色んな方の書いた写経を拝見してきたものですが、ペトラさんの書いた般若心経は日本人の書家も顔負けの見事なものでした。
その作品から感じるものがあり、側にいたペトラさんに身振り手振りの片言な英語で(笑)「あなたは仏教徒ですか?」と尋ねると、片目でウィンクし「YES!」の返事と共に指でつまむ様に「ちょっとだけ」のしぐさが何とも愛嬌があり「かんじーざいぼーさー(観自在菩薩)」と般若心経を諳じてさえ見せるペトラさんに私も周囲にいた方達も驚かされたものです。
スカイプの画面などを通してお話しした事はあるもののクラウザーさんとリアルでお会いしたのは今日が初めてでしたが、全く初対面を感じさせぬ気さくなお人柄、若い頃は学校の教師として教壇にも立たれていたそうで…なるほど、確かに昭和40年代、小学校のホームルームでお会いした様な(笑)そんな不思議な懐かしさを感じさせるクラウザーさんでもありました。
しばし歓談の後で会場を後にした私ですが『碧い眼の書道家たち展』は今月8日より15日の日中まで開催の予定です。
ご都合の良い方など、ニュージーランドやチェコより訪れた碧い眼の書家の作品を楽しんだ後は上野桜木から谷中に向けての通りを散策しお茶するも良し、逆に上野芸大の方へ歩いて行き上野公園でゆっくり時間を過ごすのも良いかも知れません。
※クラウザーさんご自身の作品も出展されており(2F)軸装の般若心経など圧巻のものがあります。
【碧い眼の書道家たち展】
7月8日(月)1:00~
7月15日(月)12:00pm
会場
東京都台東区上野桜木2‐14‐3
日展新会館
問い合わせ
akiko@yuyu.co.nz
合掌