今回のケースは、二十代半ばの息子さんを持つ、母親I.Oさんからの依頼でした。
息子さんが定職に付く事もなく、引きこもりの様な状態が長い間続いている上に、突如他の人格が乗り移ったかの様に顔付きさえ変えて怒りを露にし、暴れ出したり、奇行著しいものがある事を憂えてのお申し込みでした。
息子さんご本人を私のサロンにお呼びして対面でのヒーリングをして差し上げたいと思いましたが、あくまで当人には伏せてお願いしたいとの事で…そこには繊細な感性を持つ息子さんの感情を逆撫でしたくないと言う、息子さんが突発的に暴れる度に今までも何度となく必死の思いで止めてきた、この親御さんの消耗し疲れ果てた想いもそこには感じられる様であり、息子さんの写真をお預かりし、遠隔加持と遠隔ヒーリングを始めた私でした。
※写真は当サロンで開催した大元ヒーリング（DAIGEN）セミナーで、椅子にクライアントが座っているものと観想し行う遠隔ヒーリングを伝授している拙者です。
今までもヒーリングのセッションや加持祈祷の現場に於て、お客様の中には憑依の症状を見せる方がいたものですが、そうした方達に共通するものとして、太陽神経層のあたりに位置するその人のエネルギーを現す第3チャクラと呼ばれるエネルギーセンターに、ずっくりと居座るかの様な他者のエネルギーが見て取れる事なども間々あり…
こうした場合、ご本人は常時、腹部に不快な膨満感があったり、時折、腹から何者か他者の人格が喉元へせりあがってくる様な恐れにとらわれている様なケースもあったりするものです。
こうしたケースなどでは、浄霊も意図した壇上にての加持祈祷と共に、オーラやチャクラなどを浄化する遠隔ヒーリングを併用させて頂くのも常となっており、私の中では加持祈祷法だからエネルギーヒーリングだからと、あまり区別するところがなく…その都度、その都度、お会いする方のエネルギーにお見受け出来るものや、直感に訴えてくるものに導かれながら、その人に応じた形でヒーリングやお加持をさせて頂いてると言うのが本当のところかも知れません。
以下、I.Oさんのメールより転載です。ご本人様の了承を得てメールを掲載しています。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
正仙さま
今回息子にお願いした１ヶ月に渡る遠隔加持 ヒーリングセッション、大変お世話になりありがとうございました。
始まってまだそんなに経たない頃、何のきなしに前屈をした息子に、見ていた家族そして本人もびっくり、次に足を振り上げてみてまたびっくり…
セッション前はとても硬かったのです。
それがかなり柔軟性が増していました。
よほど解れたからではないでしょうか。
その内側の状態は徐々にあらゆるかたちで目に見えて現れてきました。
多少腹が立つことに遭遇しても怒りを抑える事ができるようになり、また一時的にカッとしてもわりと短時間で気持ちを鎮めることが出来るようになりました。
(以前はどうでもいいことまでしょっちゅうキレて、またその都度時間も長く、周りをかなり消耗させました。)
また同世代の者に対する抵抗がなくなってきたように思います。
若者が多い場所にもあまり抵抗なく入っていかれるようになりました。
また人に対する恐怖感も和らぎ、少しずつ自分を出せるようになってきたように見えます。(考え方や行動に男らしさが見られるようになりました。)
身体的にも夜の酷い頻尿が治まり、便秘も解消されてきています。
不眠や鬱っぽい症状も見られなくなりました。
多少躁状態ではありますが…(笑)
仕事面でも、6月から勉強を始めるようで、以前のように行き詰まった言葉を口にすることがなくなりました。
また極端な考え方もバランスがよくなってきたように見えます。
これからの変化も楽しみにしていきたいと思います。
本来、人が苦手ですが、人が大好きでとても器用で優しくユーモラスな子です。
今では、その姿が外でも見られることが確信できるようになりました。
正仙さんとご縁をいただけて、ほんとに良かったと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
愛と感謝をこめて…
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
合掌
