★自らのヒーリングを信頼する…ヒーリング私記

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釈迦がヒーラーだった事はあまり知られていないのかも知れません。

ところで…

ヒーリングと言うと、手をかざしたり、何か怪しい動きをしながら(笑)ヒーリー(被験者)に氣やエネルギーを流したりする事ばかりがヒーリングと思われがちですが、実はセルフヒーリング(自己へのヒーリング)も、ヒーラーにとってとても大切な事だったりもします。

私は現在48歳ですが、私と同年代の方などは、視力の衰えなども感じ始め、新聞を読む時など老眼鏡を使用し始めている方も多いのではないでしょうか?

私は子供の頃から視力は良い方で、今でも両眼それぞれ1.0程度の視力があります。でも、そんな私も寝起きの際など…起きたばかりで脳の血行が活性化していない事の影響もあるのでしょうが、目がかすみ小さな文字などがハッキリ見えない日か続く時がありました。

色んな方のお話しを伺うと、こんな時、メールの文字をそれまでの標準から大文字にして見やすい設定にしたり、老眼鏡を使用する様になったりと、こうした事を老いに向かう一つのサインとして、謙虚に受け止めている方が多いものです。

人間の身体に年齢と共に老いの兆候が現れたり、劣化するものが出てくるのも、万物全てに破壊と再生の芽を埋めこまれているこの地球と言う星においては避ける事の出来ない天地自然の理でもあります。

でも、「美魔女」などと言う言葉がある様に、私の知るエネルギーヒーラーの中には、子供が何人もいるママさんでありながら、まったく年を感じさせない若々しい女性も多かったりするもので、身体を通して流れるヒーリングの周波が細胞レベルに影響を及ぼしている事も大きな原因としてそこにはあるのでしょうが…

その他にも、男性性と女性性のエネルギーバランスがとても良い事や、自分の女性性をUPするカラーを知っている事(総じて愛波動ゼロと言われる黒い服を避ける傾向も)や自分のメンタルの浄化やクリアリングを習慣としている為か、いつまでもネガティブな思いにとらわれない内面からの影響もある様で、その他にもベジな食事や深い呼吸を心掛けるなど、感心させられるものがあったりします。

これだけを見ると、いかにもヒーラーの世界に限られた特殊な事の様に思えるかも知れませんが、要は心身共に好影響を及ぼす「氣の巡り」をスピリチュアルな視点から心掛け、実践しているだけの事でもあるのです。

話しは冒頭に戻りますが…私が目がかすむ様なものを感じた時、目を閉じて両眼にヒーリングした時があります。別に目に手を当てるわけでもなく、ただ目を閉じて両眼球からそれを支える筋肉、さらにはその奥にある脳に意識を向け、目にヒーリングを意図するだけなのですが、これだけでも瞼や眼球の筋肉がキュッとしまる感覚や、眼球やその奥に微振動を感じ、目を開けるとクリアな視界が戻っている時もあれば、少しの間を置いて視力が回復している時もあるものです。

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これは身体の他の器官にも応用できる事であり、たとえば胃の調子が悪ければ、瞑想するかの様に目を閉じ、自らの胃の全体図を軽くイメージし意識を向けヒーリングを発生させる事も出来ます。ヒーリングの周波やエネルギーが持つ知性に任せ、身体全体に行き渡る氣の流れのままに深い瞑想に没入るのもセルフヒーリングなら、スキルを用いてオーラやチャクラなど、人体を取り巻くエネルギーセンターの浄化もまたセルフヒーリングなのですが…

すでに何かしらのヒーリングをされる方であれば、私がここで書いた様に、自分で身体に不調を感じた時など、その部所に、意識を向け意図するだけでもヒーリングを発生させる事が出来る様になります。
初めは感覚に乏しいものがあったりしますが、実践する内に徐々に体感するものが訪れる様になります。

※特定の部所の痛みや感覚などが全く違う内臓などに現れている疾患の警報として現れている場合もあり、こうした場合はその部所に特化したヒーリングをしても、痛みが消えない時があります。

またこうした自己へのヒーリングをして行く事は、他の方への対面でのヒーリングをする際なども、相手の状態を感じとる繊細な能力として発揮される様になり、相手の方が訴える特定の部所の痛みなども、たとえ明確なイメージは出来ずとも、まるで明け透けにその部分を見ている様な感覚のままに施術している自分と言うものに気付く時が訪れるかも知れません。

今の時代、ヒーラーとしての学びを深め、自らを高める教えやスキルに出会う事はとても大切な事かも知れません。
でも、まるで鎧兜を身につける様にいくつもの資格を取得しても、自らのヒーリングに確信が持てず…

「あと一つセミナーを受ければ今度こそ大丈夫だ、ヒーラーとしてやっていけるに違いない!」

「あと一つ何かのテクニックを身につければ完璧だ、その時はきっと人に喜ばれるヒーリングが出来るに違いない!」

と、いっけんポジティブと思える動機の様ではあっても、その裏に出口の無い無間地獄をさ迷う様な飢えが気持ちの中にあるとしたらヒーラーとして本末転倒な事でもあります。
これも不安に煽り立てるエゴの好むところであり、スピな世界の住人だろうと、幻惑する事に於いてそこに情け容赦はありません。

『意図する事はエネルギー!』あなたがたった一つのヒーリングの資格しか持っておらずとも、自らのヒーリングに全幅の信頼を置き施術する時、相手に必要な癒しは起きるのではないでしょうか。

合掌

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