ある時、私の元にカルト教団(現在は解散)のリーダー格だった女性が訪ねてきた時がありました。
最後は数々の事件を起こし、新聞を賑わせた教団…しかしその当初は賛美歌を共に歌う純粋なそれだった事を話してくれたものです。
これはカルト教団だけに限らず、人間が集まり組織化されるところ、独特のエネルギーの磁場が発生し、発足当初の純粋性を失い、営利やエゴに支配されてしまったりするのも人間なのかも知れません。
たとえそれが会社であろうと、平和運動の集まりであろうとも…それは選ぶ事なく発生するひとつの法則と言えるのかも知れません。
時にひとつのあるべき鋳型を求められ、人はそれが重くなってしまう時があります。
(=_=;)
そんな時『自分には能力がないのだろうか?』とか、『私はダメな人間ではないのだろうか?』と自分に不当化のエネルギーを貼付けて落ち込んでしまうのも人間…
でも、人はヒーラーや霊能力者でなくとも、その場や集まりを支配するエネルギー受けとり、感知する能力が備わっていたりするものです。
繊細なエネルギーレベルを持つ人ならば、お友達が居合わせる場所へ遅れて行った様な時に、友達同士が見せる目配せひとつにも『あっ…何かこの人達、私の悪口を言っていたのでは!?』と居心地の悪さの中にも、的確にその場の直前の雰囲気を読み取っていたりもするものです。
(;~∧~;)
こうした感覚が度々訪れる時は自分自身に浄化が必要な事でもあり、一概に言える事ではないのですが…
でも、自分を重くさせる肩こりや首の張り、お腹の不快感と言うサインに現れるその源が、実はその場をコントロールしようとする最も大きい声の方が発する低次のエネルギーの影響による場合も多かったりするものです。
(((;゚д゚)))
あるセミナーやサークル、趣味の会に参加した後などで『なんなのあの人…主催側になったら人間変わっちゃったよね?』とか、『あの人があんな押し付けがましい事を言う人だとは思わなかった…ねえ、ねえ、あんたどう思う?』と言う様な井戸端会議に出くわした方も案外多いのではないでしょうか?笑
(ノ゚O゚)ノ
人間が集まり意図するものが出来る時、その強すぎる理想や信念、人間のエゴを喰い物にしようとするエネルギーの磁場が発生し、あらぬ方向に暴走させるプログラミングをもたらす事も多い様です。
話しは飛躍する様ですが、例えばナチスドイツのヒトラーを担ぎあげ、ゲットーやアウシュビッツの大虐殺にひた走った高級将校の姿にもそれは見てとれるのではないでしょうか?
初めは巧みにドイツ民族の優越性や理想を掲げ、少人数のグループからスタートしたヒトラーでもあります。
でも、そうした個々の人間が恐ろしいのではなく、理想から離れ、人心を失わせしめ、巨大化し暴走するプログラムされるエネルギーが働く事こそ恐ろしいのかも知れません。
これは今巷で溢れるアセンションの書籍に書かれ取り沙汰されている様な世界の闇権力機構に対しても同じ様な見方が出来るのではないでしょうか?
国家や特定の団体、企業、個人を糾弾したところで何の解決にもならない事、今多くの方が気付き始めています。
これもアセンションと言われる現在の地球のエネルギーの変容、人間の霊性のシフトに影響されているものがあるのかも知れません。
人には多様性があり、自由意思を理解する事、それでいて人に依存せずしっかり自分を所有する地に足の着いた生き方が今後益々大切になってくる様な気がしています。
会社などで人間関係や疲れが出ている時など、仕事はしっかりしなければならないものの、そこに全的に自分を没入させる事なく『自分の身体や頭脳をリースやレンタルに出す感覚』と言うものも、不必要なドラマから一歩距離を置く上で有効かも知れませんね。
合掌
11月山形グラウンディングセミナー&大元ヒーリングセミナー開催決定