※早朝の広島駅
10月28日~29日の間でhappychaoさんのプロデュースで開催した広島出張セッション、今回も素晴らしい方達との出会いや気付きに恵まれるセッションとなりました。
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初日の講話会の会場はコチラでした。
構内では綺麗なガーデニングの花が販売されていました。
今回の講話会、参加された方は少ないながらも、お子さんを持つお母さんの複数の参加もあり、和室に座しての座談会の形を取らせて頂いたのでした。
お話しをさせて頂く中で、子育てと言う制約を受けながらも、スピリチュアルな事や、自分を高める事にも関心を持ち、母親としての立場に甘んじる事なく、自己の内面を充足させたいと希望を持つお母さん達が今急増している事…
吉祥での対面や電話でのセッションでも気付かされる事も多いのですが…今回の講話会でも、若きお母さん達の生の声を聞く事により、改めて気付かされたものです。
子供はありったけの純真な可愛さを振り撒く三歳までに親孝行のすべてを終えていると…うまい事を言った人がいたものですが…
講話会に参加したお母さんの膝の上でつぶらな瞳で私を見る子供の笑顔を見る時…私にも娘がいた事を思い出していました。
当時はその日その日を刹那的に生きる極道でもありました…。
でも、極道であろうとも、人間の血が通っている事に変わりはありません…幼い娘がハイハイから危なげながらも初めて立って歩き、私の胸に飛び込んできた時の感動と言うもの…生涯忘れる事はないに違いありません…。
最後の服役を終えた時に私はすべてに於いて破綻していたのです…それはその当時籍を入れていた女性との間にも及んでいました。
離婚して私が家から出て行く日…それまで妻だった女性に抱かれた娘に「パパ仕事に行ってくるからね…お母さんの言う事を聞いていい子にしてるんだよ…」と娘の頭を撫でながら嘘を言って家を出た私でした…。
その時もそれ以来も度々思ったものです…
女の子と言えども父性を求め、父親に抱き上げられたい時もあるだろうに…この先父親がいない事が、娘にどれだけ暗い影を落とすのかと…
こうした葛藤が繰り返し自分の中にもあった事も、この講話会の中でお話しさせて頂いたのでした。
私の語る事など…ある面生活破綻者の歴史と思って頂いて結構なのであります。
両手で水面を叩きつけるかの如くの生き方や人生…それは時には自分を呪い周囲を呪い、とんだり跳ねたり、転んでみたり…人間関係の負債と言うものさえ私は経験してきました。
だからこそ私には今があると思っています。
極道を経験しなければ、僧侶に成る事もヒーラーに成る事もなかったに違いありません。
どんな闇の中にいると感じても、前にも後ろにも進まぬ苦境の最中にあっても…人は変容し、再生し、自ら人生を切り開く事が出来る事…今後も講話会で語って行きたい事でもあります。
私は多くの人との出会いと別れを通して…時には無軌道に、破天荒に生きた自分の人生の中に…
見栄や虚勢や論陣を張り、自ら目を背けていた自分の弱さと言うものさえサックリと自ら認める事が出来る様になった時に…
本当の意味での心の窓が開き…
『人生に何一つ無駄はない事…』を何よりも自分のこれまでの人生の中に認める事が出来る様になったのでした。
こんな過去の私の実人生に触れる話しをさせて頂いた後は…
今回の講話会では、お子さんを持つお母さんが多い事から、私は以前より思っていた事が思わず口をついて出ていました。
それは私の元にセッションを受けに来て下さった方の中には、学校の教壇に立つ教師の方や元教師の方もいらしたりで、その方達は一様に「教育現場の限界!」と言う事を語ってくれたものです…。
(=_=;)
色んな角度からの是非が問われる事でもあり、書けば長くなるので書きませんが(笑)
親が安心して学校に子供を預ける上で、小学校一年生を担当した教師が教え子達と共に六年生まで共に進級し、担任を務めると言うシステムを取ったら、さぞや先生と生徒の絆も深まり、担任の先生にとっても生徒にとっても、家族同様の信頼関係が芽生えるのではないかと思った事が度々ありました。
学校に不信感を持つご両親も多い昨今でもありますが…
こうした長いスパンを見越した教育のシステムの改革が「子供を良く知る先生」として、教師と生徒ばかりでなく、教師と親との信頼関係を深める働きをもたらすのではないでしょうか…。
本来聖職者である教師のはず…しかしその現場はクレーマーと化した親や、そこに便乗し、「お母さんに言いつけちゃうぞ!センセ!」とばかりに…
(=_=;)(^皿^)
狡く立ち回る子供達の対応に苦慮し、組合加盟の教師が学校を牛耳る実態など…これさえも教育現場の問題の一部にしか過ぎないのかも知れず…
教師として誇りを持ち、教壇に立つ事が許されぬ実情も「先生の脆弱化」に一層拍車をかけているに違いありません…
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優秀な大学を卒業して学問ではハイレベルであっても、ボキャブラリーに乏しく、情操を欠いた教師も多い様でもあり…こうした状態では「子供が子供を教えている」様なもの…
でも教師と言えども聖人君子にはあらず…教え子と共に進級し、学び気付き、親御さんとの信頼を深めるシステムがあっても良い様な気がします。
そんなこんなで和気あいあいとした講話会も終了したその後は
広島名物の美味しいお好み焼きを食べながらの懇親会となりました。
笑いに満ちた楽しい時間の過ぎるのは早いもの…
午後からは場所を変えてのヒーリングセッションに向かったのでした。
それにしても広島焼きは美味かった
(o^~^o)
【つづく】