太江寺から伊勢神宮へ

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私はどうも思い立ったが吉日で動く性分の様です(笑)

旧暦では新年早々と言う事もあり、伊勢の神々へとご挨拶すべく夜行バスにて伊勢へ向かいました。

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伊勢二見太江寺です。私は弘法大師ともご縁の深い古刹の山寺の雰囲気漂うこのお寺が好なのです。

今回は外宮前で降りる事なく、もうひとつ先の二見浦でバスを降りました。

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バスを降りると太江寺の僧侶、密賢(みっけん)さんが出迎えてくださいました。

密賢さんは、今年の春より一年の間、醍醐寺伝法学院にて、即心成仏を体現する阿闍梨になるべく修業に入られる方でもあります。

伝法学院卒業後、共に仏道に精進する花嫁さんを募集中とか…(笑)

太江寺の永田密山住職には…以前の伊勢詣での記事にも書いた様に、私が正式な僧侶に成る上で色々御世話になった方でもあります。

今回は外宮内宮以外の場所も周りたい旨の話しを住職にしたところ、地理不得手な私の為に、弟子の密賢さんを案内役に付けてくださったのでした。

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前日の深夜東京を出る時は小雨も降っていましたが、伊勢に着くと気持ちの良い天気に恵まれました。

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密賢さんと共に外宮よりスタートです。

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天照大神(あまてらすおおみかみ)の食事を司ると言われる豊受大神(とようけおおみかみ)を祭る外宮…

「お伊勢まいりは外宮から」とは言われるところでもありますが、外宮、内宮と歩いてみるとエネルギーの違いを感じたりして、興味深いものがあります。

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二月に入ったにも関わらず、本当に多くの方が参拝に訪れていました。

さすが「日本第一の宗廟・そうびょう」と言われる所以であります。

外宮、内宮共に静謐で荘厳なエネルギーに満ちあふれているのですが…

外宮では、豊受大神の荒御魂を祭る多賀宮(たかのみや)や鎌倉時代の元寇の時に神風を吹かせたと言われる風の神を祭る風宮(かぜのみや)に…

内宮では社殿の中心である御正宮(ごしょうぐう)や天照大神の荒御魂をまつる別宮、荒祭宮(あらまつりのみや)にそこに神が鎮座してるであろう強い御神気を感じたのでした。

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おかげ横丁も多くの参拝者の方で賑わっていました。

伊勢うどんを密賢さんと共に食べ、しばしの休憩であります。

おかげ横丁を後にした私達は、伊勢神宮の奥の院と呼ばれ、伊勢神宮の鬼門を結界しているお寺へと向かったのでした。

【つづく】

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