※メッセージなど了承を得て掲載しております。画像は本セッションとは関係ありません。
私が特少(特別少年院)に入っていた頃(昭和60年)私が所属する班の中で院生の仕業と思われる違反行為が発覚し、寮の集会室で班を担当する教官が『時間を取るので、身に覚えのあるものは今ここで名乗り出る様に』と、院生の良心を信じるかの様に、自首するのを待つのでしたが、誰も名乗り出ず、挙げ句の果ては院生の一人がたまりかねた様に『センセ、やった人間がここにいたところで名乗り出るわけないっすよ、小学生のホームルームじゃねえんだから』と吐き捨てる様に言ったものです。
これはもっともな事で、特少に入ってくる人間は中学の時より教護院、次いで学園(委託試験観察)初等少年院、中等少年院そして特少と十代の殆どを塀の中で暮らし、十代にして犯罪のエキスパートの様な人間も多く(極道の世界では金筋とエリートの扱い。但し窃盗や破廉恥な罪は論外)令和の今はどうか知りませんが、教官が見ている時と見ていない時の表裏の使いわけ(監視体制)ひっつき(イジメ)の常態化、体育の時間に於ける凄まじい運動量(嘔吐するほど)落伍すれば連帯責任を取らされ、弱い人間にさらにイジメの矛先が向く構図があり、自然とそうした環境下では反発心が養われ、決して自分の非を認めない『ああ言えばこう言う』揚げ足取りのディベート能力にも磨きがかかり、院生同士で犯罪の手練手管を披露しあうなどして、挙げ句は娑婆での再会を約束し、実らぬ悪縁の因果を発生させるもので、その一方で親の情愛にほだされ、更生の雰囲気を出している様な人間に対しては異質の人間の様に敵視し、イジメの対象となるもので、少年院が掲げる矯正教育とは程遠い犯罪学校というのがその実態だった様な気がするものです。
もっとも冒頭の言葉にある『小学生のホームルーム』でも、ラインを駆使してイジメを行う傾向さえ見られる令和の子供達、教師や親の目を盗んての隠蔽、ひっかくしは日常茶飯の様でもあり、子供が良心の呵責に耐えかねても、自分がイジメの対象になる事を怖れ、口を閉じる事においては大人顔負けの処世術さえ心得ている様に思えてなりません。
(勿論、純粋で素直な心根を持った子供も多いと信じたい)
何故、この様な話を書いたかと言えば、このカウンセリングのケースにおいて、隣に住む男性よりストーカーの被害(性的な視姦)に遭っている女性が、自宅を訪れた駐在の警官に話したところ『今から隣に行って、そんな事したらダメだって俺が言って聞かせてやっから』と話せば分かるとばかりにストーカーが主の隣の玄関先に向かおうとしたと云うもので、
『そんな事をしたら後で何をされるか分からない💦』と断ったそうですが、純朴で人は良い警官なのかも知れませんが、どこをどう押せばどうなると言う人間を知らぬ軽率な判断というもので『あんた、ストーカーしたのか?』と聞いて『はい、しました』と正直に答える人間はまずいないのであり、それどころか、警官を適当な生返事でやり過ごしておいて『よくも警察にチクリやがったな💢』と恨みの念を募らせ刃傷沙汰に及ぶ危険さえあると言うものです。
さる地方の訛りの強いNさん、温かみのあるお人柄を感じさせる話し方で私もいつの間にやら同県人の様な話し方で応酬しセッションの度に大笑いとなるものですが、そんな中でもNさんのお話しからストーカーの深刻さの度合いをはかっているもので、相手の男性が高齢で妻子供も同居している事、Nさん側にセキュリティのライトなどの設置がある事などの相手側に一定の足枷、安心材料も見受けられ、また事件になってより対応が基本の警察の歯がゆい体質を説明し、ストーカー規制法の罰則も強化された現在、それを逆手に取り、町の交番では無く、本署に出向いて被害届けを受理してもらえなければ、当初は相談でも良いので調書を巻き(書く)ストーカーの被害に遭って怖い想いをしている旨をハッキリと記録に残しておき、捜査の刑事の携帯の番号なども個別に聞いておいてストーカーに遭い怖い想いをする度に状況説明の様に電話(時に鬼電でも良し笑)をし『警察の対応が遅くてストーカーから殺される報道など見ると、女だけの家族で住んでいる家なので、怖くて怖くてトラウマです💦』と、プレッシャーをかけておくのも良い事などお話しさせて頂いたものです。
ストーカーにも様々な形態がありますが、そこにあるのはやはり執着、嫉妬、妄想、被害者意識、様々にも人間の心の闇が投影される事でもあり、スピリチュアル、リアル双方から助言、セッションさせて頂く事の多い愚僧であります。
以下、Nさんのメッセージを転載いたします。
(了承を得て掲載)
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先生こんばんわ
先日は一時間のセッションにもかかわらず長い時間お話し聞いて頂き有難う御座いました。
もやもやしていた事、聞いて頂き、それにいつもの田舎弁にも笑いを込めて頂き嬉しく、感謝してます。
何となく体、頭が落ち着かずでいましたが、あれからスッキリしました。
隣の変態さんも今日の朝もバッチリ下着すがたで、気分、気持ちが悪いです。
これ以上、エスカレートして行かない事ねがいたいものです。
又もやもやになったらセッション宜しくお願いします。
ありがとうございました。
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合掌
密教僧侶ヒーラー正仙
元ヤクザ組長から密教僧侶ヒーラーになった男
真言宗・大元吉祥堂・堂主・ヒーリングルーム吉祥・主宰
かつて極道の世界に身を投じていたが、獄中にて
スピリチュアルな気付きが始まり、出所後堅気になり、
その後真言宗僧侶と成る。
あたり前に生きる事が難しい今の時代、
自らを不安や恐れと言う闇の中に囲い苦しんでいる方達に
それぞれの方が本来持つ、
あるがままの素晴らしい光や輝きに気付いて貰える様に
愛を基にしたパワフルなヒーリングやリーディング、
講演を心掛けて行きたいと思っています。