桜の散る頃・神田明神から深川不動へ


四月にしてすでに各地に於いて夏日続出ではありますが、暑くもなく寒くもなくちょうど良い加減の季節というのは、人生のさじ加減の如くアッという間に過ぎ去ってしまうものの様です。

江戸総鎮守、神田明神の桜も葉桜となり、春から初夏へ移り変わる季節を感じさせるものがあります。お詣りをすませたあとは門前で甘酒などを頂き、深川不動尊へ

このお寺はまだ私が、裏社会に片足入れながらも発心(発菩提心)が芽生え始めたそんな時期によく訪れたお寺で(等々力不動へもよく行きました)現在の改装前、正面に護摩堂がある当時など、迷いを払拭するかの様にお護摩の時間に座っていたものです。

今では自坊本尊、大元帥明王と共に日々、不動明王を拝ませて頂いてる事から、どこから拝んでもお不動様に変わり無しとの想いもあり、不動霊場として知られるこちらのお寺を訪れる事もめっきりと少なくなりました。

お護摩の時間に間に合ったので久しぶりに護摩堂に座り、入堂する導師、式衆の面々を拝見していたものですが、すっかり顔ぶれも代わった様にお見受け出来、時の流れを感じさせるものがあります。

それでも、東京大空襲の折など、お寺が炎上する中、お坊さんに抱きかかえられ近所の小学校に難を逃れたという訪れた者を睥睨するかの様な護摩堂最上段に座る眼光鋭きお不動様を見ていると、当時の事なども思い出され、改めて初心忘れまいぞと想う愚僧でした。
 

南無大師遍照金剛

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密教僧侶ヒーラー正仙
元ヤクザ組長から密教僧侶ヒーラーになった男
真言宗・大元吉祥堂・堂主・ヒーリングルーム吉祥・主宰

かつて極道の世界に身を投じていたが、獄中にて
スピリチュアルな気付きが始まり、出所後堅気になり、
その後真言宗僧侶と成る。

あたり前に生きる事が難しい今の時代、
自らを不安や恐れと言う闇の中に囲い苦しんでいる方達に
それぞれの方が本来持つ、
あるがままの素晴らしい光や輝きに気付いて貰える様に

愛を基にしたパワフルなヒーリングやリーディング、
講演を心掛けて行きたいと思っています。

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