宮大工にして彫刻家、自作自農のスローライフを送る眞哉君(しんや)
より、一昨日友人の女性を通して会いたい旨の連絡が入り、昨日2年ぶりの再会となったものです。
友人を通してと言うのは、静岡は修善寺にて自作自農の生活を送る眞拓君は、スマホやアイフォンなど携帯端末機器の一切を持たない主義であり、昨日もこちらへ向かう際にも立ち寄っていたご実家からの電話と田端駅到着時の公衆電話からの計2回がその連絡の全てでしたが、便利な様でありながら、自らがスマホの画面を通して作り出している無駄や複雑さと言うものにも改めて気付かされる様な、眞哉君のライフスタイルでもあります。
眞哉君は写真にもある様に…
ヒーリングやエネルギーの浄化に用いる事でも知られる『魔法の杖』と言われる『ワンド』(写真参照)
の制作などもしており、材料となる木材の選定から先端部分に取り付けるクリスタルとの組み合わせや、彫刻から制作までを全て一人で行い、宇宙の氣の依り代となる様なその独特のデザイン性は手に取ってみても見事なものがあります。
こうした能力は15の歳に開眼した様で、宮大工の修行や下積みもしっかり経て現在に至る様です。
(写真は昨日持参したものでその一部ですが、大きな彫刻などもあり、宇宙の氣、螺旋のエネルギーを感じさせる作品が多かったりします)
私なども日々のお勤めで使う散杖(さんじょう)の制作を眞哉君にお願いしたのがご縁の当初ですが、完成したものを手に取れば螺旋のエネルギーから龍の氣さえ通わせてしまう見事な出来映えでした。
※(散杖・さんじょう)分かりやすいところでは、葬儀などでお坊さんが音楽の指揮者が用いるタクトの様に振って用いている細長い杖の事です。
支援する方より提供頂いた伊豆修善寺の山林の一角を開墾し、薪を割り火を起こすとこらから始める自然と共に暮らす日々の中、廃れ行く宮大工の匠の業というものをこれからの世代の方達に伝承する場を設けて行きたい意欲にとても強いものがあり、引きこもりの傾向のあるお子さんなども親御さんと共に訪れる事もある様で、子供を彫刻に関わらせる事で
「子供が自分らしさを取り戻している」と同行してきた親御さんにも感謝される事もある様で、
宿泊も出来る事から子供やご家庭へのサポートなども今後手掛けて行きたいとの事でした。
ガスや電気が無くとも生活出来る、サバイバルを生き抜く術も伝えて行きたいと話す眞哉君は、野に生える山菜から毒草の見極めまで出来てしまう伊達ではないものがそこにはあり、時代に逆行する様でありながら、脱都会ライフを説くその持論は新しい時代の教師の姿を垣間見せてくれているかの様でもありました。
色んな角度からの意見も交わしたりで楽しく時間を過ごしたものですが、私から受けたヒーリングには「不思議だ」を連発していた眞哉君でした(笑)
SNSの類いは一切やらない様ですが、作品の記録などの意味もあってインスタグラムは開設している様てす。ぜひフォローの上、素晴らしいワンドなど作品の数々をご覧になって見てください。
takanohane(インスタアカウント名)
https://www.instagram.com/takanohane/
合掌