※ヒーリング時の写真など了承を得て掲載しています。
昨日は日中よりお越しのUさんへフルセッションをさせて頂きました。
☆フルセッション(スピリチュアルカウンセリング60分＋ヒーリング60分 全120分)
Uさんはアメブロでフレンチブルドッグの愛犬との日常を綴るなどして人気のブロガーさんでもありますが、平成から令和への新時代に向けての一区切りとエネルギーメンテを兼ねてお越しくださったのでした。(俳優と見まがうイケメンさんでした)
ブヒ娘と呼ぶ愛犬達との日常風景ばかりでなく、散策し訪れた食事処の映える料理の数々もアメブロやインスタグラムでUPされているUさんであり、カレーにも中々ウルサイこだわりをお持ちの方の様で、セッション終了後は自然な流れでお馴染みニューガネーシャへ(笑)
何年も前から私のアメブロを読んでくださっていたとの事で、私の極道当時の回顧録とでも言うべきアメブロの記事「人生交差点」などにも話が及んだものでしたが、長文の記事の為、当然PCで入力作業の上投稿していたと思われていた様でしたが、実は然に非ず、まだアメブロ開設当初などアナログ人間な私は(笑)PC不得手な事からガラケーでアメブロの記事を書いて投稿していた事などをお話しすると驚かれていたものです(笑)
Uさんとの話の中でニューガネーシャの店長に「店を始めて何年になるんだっけ？」と聞くと「ジュウネンデス(10年)」と答えたものですが、すかざず「毎日来てるんですか？(私が)」と突っ込みを入れるUさんに「イエイエ、マイニチハキテマセン😅」と笑いながら答える店長でした。
いつの間にやらこの店も10年の歩み…この時Uさんも話していましたが飲食店で10年間続けると言うのはなかなか今の時代大変な事でもあります。
私にしてもこの10年と言うのは裏社会から抜け出し僧侶ヒーラーとしての実質の歩みを記した年月でもありました。
振り返れば…
昭和天皇の崩御が秒読みと言われた昭和64年、多くの方が皇居前に記帳におもむく様を私は当時所属していたヤクザの事務所のテレビで見ていたものです。
当時は山一抗争と言われた極道世界の大抗争があった頃で、その世界での勲章欲しさに私は武闘派組織のヒットマンとして西に東に潜伏していたものでしたが、明日にも上からGOサインが出れば共に長い懲役(拳銃による殺人で)に行く覚悟の兄弟分が「ちょっと記帳に行ってきます」と言うので「何だ、随分真面目だな兄弟、行ってきなよ」と愚直で純粋だったこの男の人柄を感じるままに声をかけ送り出した事などが時代の変わり目の心象風景としてあるものです。
「粋な兄ちゃん筋彫り入れて金が無いのか、痛いのか」
とは入れ墨を入れ始めたはいいが、彫り物につぎ込む金が続か無かったり刺青を入れる痛さから腰が引けてしまい色が入らぬ中途半端な彫り物をひけらかす人間を嘲笑するかの様な言葉でもありますが、痛さの我慢が出来ないと言うよりも、刺青を入れている途中で警察に逮捕されるなどして刑務所と娑婆を行ったり来たりしている内に刺青を入れるのが億劫になってしまい、年齢と共に肌の劣化のまま線も太く薄くなってしまった筋彫りでいる人間も多かった様な気もします。
この男は身体に綺麗な蓮の台座に座るお釈迦様の刺青を入れていたものですが、抗争要員として身体は取られる、事務所当番雑用諸々あり、かと言って金は無い中をたまに債権取り立てなどで得た金で徐々に仕上げて行ったもので…そんな事から「兄弟、そんな殊勝な釈迦の彫り物なんか今から入れてた日にゃ、三途の川にさっさと連れて行かれちまうぞ」と私は揶揄したものです。
でも、皮肉にもその言葉の通りこの男はその後二十代の半ばにも達しない内に非業の死を遂げてしまいました。
釈迦の彫り物を揶揄した私こそがその後紆余曲折の果てにお釈迦様を開祖とする仏教の僧侶となった摩訶不思議と言うもの…
平成を振り返れば、アウトローが六割、スピリチュアルが四割の私の時代配分ですが、密教僧としてまたヒーラーとして活動を始めブログを書き始めた頃などは、過去の生き様に触れる時、強い葛藤や昔いた世界に懐古の情が湧き起こったり、時には人を傷付け脅し上げ、綺麗ごと抜きのヤクザ道を生きてきた人間が、さも綺麗にお花畑でも歩んでいるかの様に転身の軌跡で括ってしまって良いのか？そんな事を文章にして良いのか？と何度となく自問自答したものです。
ここにも私の赦しのレッスン、内面の浄化の過程と言うものがあった
様な気がします。でもそれも今では自らが選び必要必然で体験した人間道場に違いなかった事、裏社会に生きた矜持や信念を手放しその論理に酔わなくなった時、初めてその世界で見た事や経験した事が人様の心のお手当てに活かせるものとして引き出しに収まったものを感じます。
これは私自身が行うヒーリングセッションにも符節を合わせる様に同期同調するものがあった事、一つの深い気付きがさざ波の様に伝播し影響をもたらし自らの中からこそ同心円の様に拡がって行く事、スピリチュアルとは私にとってそれを気付かせる大きな心の旅でもあった様です(今現在も)
私が今の道に進み吉祥をOPENしてからと言うもの、このインドカレーのニューガネーシャには本当にたくさんのお客様と訪れました。カレーずきの方が多いのは勿論なのですが(笑)セッションで得たものをカレーを食べながらの談笑の内にも深い気付きに落とし込んで帰られる方の姿などもいつからしかお見受け出来る様になったものです。
カレーはセッションとは関係無き事ですが(笑)対面セッションでお越し頂いた方などご希望があれぱ出来るだけご一緒させて頂きたいと思っています。
たとえ令和と元号は変わろうとも…
※甘いお菓子なども頂戴いたしました。
昨日はしばし歓談の後お帰りになったUさんですがカレーをご馳走になってしまいました。
ありがとうございました。
深謝合掌
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