昨日は午後よりヒーリングセッション、お堂での加持祈祷と続きました。
霊媒体質だったり、エネルギーレベルの繊細な方は、お盆の時期は夢見一つでも違うものがあり、亡くなりし人の姿に悩まされたり霊障の様な状態が続く時があるものです。
動画で聞こえるは自坊本尊大元帥明王の御真言を唱える私の声ですが、口伝(くでん)と呼ばれるもので、次第書(しだいしょ)と呼ばれる経典等に記されるものとは違う発声をするもので、また、仏のエネルギーを招請し、一体化する信号の働きをする指を組んでの印契(印)一つ取って見ても違うものがあります。
こうした真言と言うものも長い歴史を経て師僧から弟子へ口頭で伝授されて行く内に、記録に残しておく中で字誤りが出たり、またそれがそのまま伝授されている場合もある様で興味深いものがあります。
そこには教科書通りのものなど決して無いことを教えてくれているかの様でもあり、真言が何であろうとも、仏に命を吹き込むのは行者本人によるところが大なものを感じるばかりで(癒しの媒体として意図する事に於いて)これはヒーリングが、資格とか形態などではなく、そのヒーラー自身によるところが大な事と等同なものがある様な気がしてなりません。
動画で私が手の平をかざし旋回させているのは、明王のエネルギーと感応した後、私の後ろに控える願主の方を炎や光りで洗い清めて行く観想の元、密教ヒーリングをしているのであり、遠く離れた土地に住む方への遠隔加持にも全く同様のものがあります。
加持祈祷を終了すると同時に合掌する願主の方からは「抜けました!」と深いため息と共に安堵の声が自坊道場に響いたものです。
田舎で取れた新鮮なお野菜と大きな桃をお客様より頂きました。今日は中華炒めでもしようかと思っています。
(じゃがいもはふかして塩で頂きます)
「野菜を食べな、だちかんぞ!」と、朴訥な農家のおばあさんの姿と共に流れたこのコマーシャルを知っている方は私と同世代かも知れません(笑)
深謝 合掌