★福島ワークショップ&セッションを終えて…ヒーリング私記

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※ワークショップ初日冒頭、作家・櫻庭雅文さんとのトークライブの模様です。

6月27日~28日の日程で福島県郡山市3a!(スリーエー郡山)に於いて被災地の方を対象に開催したワークショップ&セッション(完全無料)は盛況の内に終了し、実り多いものとなりました。

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※ワークショップ前半、大地と繋がるグラウンディング瞑想に入る前に、その意義と頭の中心に意識を置くセンタリングを解説する拙者です。

大震災より3年半が経とうとしている今日ですが、宮城や岩手など、津波による甚大な被害を受けた地域なとに対して、様々な角度からの民間レベルでのボランティアや復興に向けた支援活動が行われ今日に至っている事は、TVの報道番組などを見て知っている方も多いに違いありません。

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※グラウンディングの実習ワークに入る前に、天と地のエネルギーを身体に流し、自己を浄化するランニングエナジーについて解説している様子です。

でもそれに比べ、日頃から私は、今だ解決を見ない原発の問題で、世界から注目を浴びる事はあっても、福島自体に対するアプローチに希薄なものを感じる事も多く、勿論、私が知らないだけで、当然多くの方の善意によって、様々な試みはされてきているに違いありませんが、福島第一原発より発生している放射能漏れの問題など、子を持つ親御さんにとって、国がどれだけ『問題なし』と太鼓判を押そうとも、そんな事だけでは払拭出来ぬ、家族や、子供の健康や将来を憂いる思いと言うものが、福島にお住まいの方達の中にしっかり横たわっている様に思えてならなかったのでした。

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※写真は、ワークショップ後半、作家・櫻庭雅文さん の誘導による、ペアを組んでの恐れを手放すエクササイズの模様です。

かと言って、自らが生活基盤を置く土地に、放射能の影響がある事を認めれば、人によっては、郷土、福島を愛しながらも否定するかの様な自己矛盾に似た罪悪感を発生させ、人知れず悩んでいる方も潜在的に多い様に思われ、またそれを口に出せば、『あなたのそうした見方が、福島の風評被害を助長している!』と言う見方も、ムラ社会の様に厳然としてそこにはある様で…
そうした周囲を憚り、声に出せぬストレスを抱え心身の不調をきたしている方や、悩んでいる方に、自己を癒し、心の支えとなる何かを、たとえそれが、福島のごく一部の地域の人達に対してでも、手渡す事が出来ないものかと考える内に、閃いたワードが『グラウンディングフクシマ』だったのです。

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※早朝の郡山の空です。ワークショップ二日目は、4人の講師により、癒しを提供するセッションdayとなり、私は午前中から夕方の終了時までに、8名の方に人生相談を含めたリーディングセッションをさせて頂きました。

そうした事から、言霊とグラウンディングのコラボ『本当の自分を取り戻すワークショップ』ですでにご一緒する機会の多かった、櫻庭雅文さん に、まだ自分の中で朧げだった、福島でのワークショップの試みや、その趣旨を話したところ、共感して頂き、共に発起する事に快諾を得たのがその出発点となったのでした。

でも、無料でのボランティア、まして被災地福島でのワークショップでもあり、どこにアクセスして行ったらよいのか皆目わからぬと言うのが実情でもあったのです。

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※二日目、会場入口近くでは、フラワーヒーラー小林美貴子さんによる、ミニフラワーアレンジレッスンが好評を呼び、会場を訪れたお母さん達や子供さんまでが、花に触れ、創作する喜びを感じていた様で、奥のブースでセッションをしている私にまで、花に親しみ生じる皆さんの華やいだ氣が伝わってくるかの様でした。

そんな時、これも有り難い人のご縁からもたらされる閃きとでも言うべきか、櫻庭さんとのワークショップにご参加頂いた事から知己を得ていた『地球防衛軍☆動物救援隊コスモス』のブログでも知られる小林美貴子さんの顔が思い浮かんだ私…早速連絡の上、再び櫻庭さんと共に、このワークショップの趣旨を説明する為、小林さんとお会いしたところ、快く共鳴して頂き、発起人の一人として協力して下さる事を快諾してくれたのでした。
この後には、本場インドでアーユルヴェーダヨガマッサージの修行を積み、私からグラウンディングを学ばれた三宅正典さんの参加を見るなど、現地福島で癒しを提供する講師の陣容を整える事が出来たのです。

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※写真中央が小林美貴子さんです。

小林美貴子さんは、被災地における動物の愛護活動のエキスパートとして、すでに福島で精力的に活動をされている方であった事から、白羽の矢を立てる様にお願いした経緯がありましたが、今回のワークショップのオーガナイザーを務めて頂いた郡山市議、滝田春奈さんへのご紹介や、結果として、滝田さんのご縁より、会場を提供して頂いた3a!郡山(スリーエー郡山)の代表、野口時子さんとのジョイントも、紅一点、小林美貴子さんの活躍あればこそで、ワークショップの趣旨や概要のプレゼンなども、母として女性としてのたくましさの中にも柔らかさを感じさせるものがあり、ご一緒する中で、私自身にも学ぶところがあったものです。

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※二日目のセッションを終えて3a!郡山の皆さんとセミナーで講師を共に務めた皆さんと共に。中央は3a代表の野口時子さんです。

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※全ての日程を終えた後での打ち上げは楽しい時間が過ぎて行きました。

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二日目のセッションを終えた私達は、大玉村ご在住のハイレベルな瞑想教師、大内桃子さんの有り難いお申し出により、素晴らしい自然に囲まれた大玉村にあるご自宅にお泊め頂いたのでした。

写真は東京へ帰る当日、大内桃子さんのご案内で、大玉村にある約60年にも及ぶ無農薬を貫く畑の学校、八巻牧場を訪ねた時のもので、あまりの氣の良い場所に、思わず三宅さんと共に畑に親しんでしまった私でした(笑)

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※和尚山、安達太良山を望む

こうして福島を後にした私達でしたが、今回もまた、身に染むばかりの人のご縁の有り難さを感じるばかりの愚僧でした。

また今回ご一緒した皆さんと共に再び福島を訪れたいと思います。

郡山でお会いしました皆さん、本当にありがとうございました。

合掌

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