台風一過に想うこと…

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台風一過の夕陽です。でもこれを撮った直後にはまた雨の降りだした東京の空、最近では東京でも竜巻が目撃されるなど、年々亜熱帯化が進んでいるものを感じざるを得ません。

毎年猛暑を記録する日本の夏ですが、去年も今年もそう猛暑の日は長くは続かなかったのではないでしょうか?

確実に地球は氷河期に向かっていると唱える学者などもいる様ですが、自然を破壊し、いじってはならないものまでをいじり、あわよくば天候さえもコントロールし様とする傲慢な私達人間、異常気象などと言うものは当然の対価と言えるのかもしれません。「その時は正しかった」のツケをまともに喰らうのは、私達よりも、これからこの世に生まれてくる後輩達に違いないのです。自分達さえ今を快適に暮らし過ごせれば、後の世代の人達の事などは、「その時々に生きる人達がなんとかするべ」と言わんばかりのものが、政策となってさえ現れている様な気がしてなりません。

「まあ取り合えず、他の国にナメられない様に、武器も用意して、兵隊もそろえていつでも戦争出来る準備はしたおかげで、おらっちが生きてる間は戦争にもならなかったけど、俺も年だからな、後の事までは正直わからねえよな…あんた達の世代の頃にはどんな紛争や戦争が起きるやら、まあその頃には今の軍事兵器も錆びついちまうし、また国民を脅しあげてもだまくらかしてでも、軍備拡張で行くより他ないんだよなきっとこの国は…アメリカのご機嫌とらなければ生きていけないこの国の実情を国民は知らなさすぎるんだよ、平和だ愛だなんて選挙の時は票を集める都合があるからいくらでも宣伝カーの上から吠えてもやるが、その前においら、おいらの家族、親しい人間や企業を儲けさせてうるおわせて、はじめて平和だもんな、愛だもんな…時の権力者が賭ける勝負とはそんなもんじゃねえのか?まあ、戦争の無い平和な国が実現されればそれに越した事はないが、おいらの時代にはまず無理だろうから、平和をテーマにする事だけは忘れずに、話しを揉んで揉んで揉みまくって、武器産業であろうと何であろうと、袖の下で金に出来るものはしっかりさせてもらうつもりだよ、まあ本当の平和なんておいらの孫のそのまた子供が大人になった頃にようよう見えてくる代物じゃねえのか?まあ死んでくおいらには関係ないこったが、平和なんて先送り、今までもこれからも一緒だ。まあこの先、おいらが死んで戦争が起きても、おいらの血の流れる親族には前線など出ないで済む様にとりはからって欲しいとは思うが…」などと言うものが、政治屋や時の権力者の胸中にあるものなどと言ったら、あまのじゃくに過ぎるでしょうか(笑)台風の被害も拡がっている様です。茨城県常総市で台風により行方不明になっている方が無事で救出される事を祈るばかりです。

合掌

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