★今日のヒーリングセッションから…元女ギャングへのヒーリング!?

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※写真は本日の当サロンでのヒーリングセッションの模様です。ご本人様の了承を得て写真実名共に掲載しています。

私からヒーリングを受ける写真の女性、金子礼子さんは、昨年5月にアメブロに投稿し反響を頂いた記事の当事者でもあります。私がブログを書き始めた5年前より交流している方ですが、以前は裏の世界に身を投じ、あらゆる闇を見てきた女性でもあります。

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※旦那さんへのヒーリング

今日は年下の旦那さんを連れての来訪でしたが、時には覚醒剤の後遺症に苦しみ、ブチ切れた礼子さんに、家の中にあるものを片っ端から壊されたり、鉄パイプまでをしょわされた事などを笑いながら話してくださった旦那さんですが、長い間薬物に関わった人間などが真に更正するのは容易な事ではなく、情緒不安定や鬱、フラッシュバックなどの症状が繰り返し現れる他、猜疑心を募らせての暴力や暴言など、

本人が薬物の影響やそこに伴う恐れを身心から洗い流すには時間のかかる事であり、周囲にこの様な状況でも受け止めてくれる人間のいる事が、どれだけ有り難く更正へ向けての力に成り得るものなのか?…年を追うごとに温和な表情を増す礼子さんと、リラックスした雰囲気の中にもどこかしらいつも周辺視野に礼子さんを置いて気遣う気配を見せるこの旦那さんの姿に強い夫婦の絆を感じるばかりの愚僧でありました。

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※自坊にて金子礼子さんと共に

ヒーリングセッションを終えると、施術中に「身体を置いてまるでトンネルをくぐる様に異次元に行った様です」と話してくれた礼子さんでしたが、後日興味深いヒーリングのご感想が送られてくるやも知れません(笑)

以下は昨年5月に投稿した中野礼子さんを題材としたブログ記事より転載です。

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★汚れた顔の天使…ある女ギャングの半生より

※社会通念上、不適切な表現や描写がある事をお許し頂きたいと思います。ご本人の了承を得て実名文章共に掲載しています。

今マスコミやTVではASKA容疑者の覚せい剤使用による逮捕が報じられています。

ASKAに覚せい剤の常習歴があった事や、暴力団との交流があった事なども取り沙汰されている様ですが、これから紹介する金子礼子さんと言う女性の半生に比べたら、その犯罪傾向など、お子様ランチと言わざるを得ないのかも知れません。

世間に親の愛情を知らすに育ったと言う方は多いものです。
ましてや裏社会で生きる人間は片親だったり、鍵っ子だったり、親戚をたらい回しにされた幼少期を経験している人間も多かったりもします。

でも金子さんは、この世に産まれた出生自体を親から呪われ、記憶が飛ぶほどの虐待につぐ虐待を受け、背中には幼少の頃に親より刃物で刺された刺し傷を背負って生きてきた女性でもあります。

保育園に通う幼少の頃には親の梅酒を盗み飲む様になったそうで、小学生の頃には焼酎瓶を机の引き出しに隠し飲む、立派なアル中にさえなっていたと言います。

その後は非行の一途を辿り、気が付けば覚せい剤の密売人、シャブ屋として、その世界の男達とも対等に渡り合う女ギャングになっていたそうです。

彼氏や旦那が、ボン中(覚せい剤中毒者の略)だったり、バイ人(密売人)をしていたが為に、自分も覚せい剤を身体に注射する様になり、共に暮らす男と連座し逮捕され、刑務所に服役する女性はいるものです。

でも金子さんは、極道と付き合う事はあっても、完全な確信犯であり、自らが親方として男に頼る事なく、十数年、単独でシャブ(覚せい剤)から麻薬までを扱うバイ人をしていたのです。

そんなこの女性はむしろ、覚せい剤に群がる男の弱さやだらしなさを見るハメになった様で、自分が助かりたいが為に人を売るかの様に警察の取調室で自供する男の姿や、覚せい剤欲しさに、まるでSMの女王様に哀願するM男の様に、言うがままに何でも言う事を聞き、卑しくはいつくばる男の姿なども垣間見てきたと言います。

私が極道当時は、そうした人間を指してネタ(覚せい剤)乞食と言う蔑称さえあったものでした。

でも、裏社会で生きるとは返す刃も間々あるもので…

覚せい剤の密売に伴う下手売り(へたうり・ミスや失敗の事)から死者まで出るトラブルに巻き込まれ、24時間の内に100万を作るか、さもなくば指を落とせと追い込まれた金子さん、その切迫感は、裏社会にいたものでなければわからないものがあるかも知れません。
『さすがに私も女なので、小指が無くなるのはカッコ悪くて嫌でした。』とこの時の事をあっけらかんと語るのでしたが…

身体の一部をちぎるかの様に、小指を失いたくない気持ちは理解出来るものの、手当たり次第恐喝しまくり一晩で落し前の金を作ったと言うところがアウトローの発想そのものであり、さらには、ラブホテルに潜伏中のところを銃刀法不法所持の容疑で、ヘリコプターまで出動する大捕物の末に逮捕されるなど、その世界に生きた時のエピソードは、女性としては型破りのものがあった様です。

また女子刑務所に五年間服役するも、担当刑務官に殴りかかり暴行をふるうなど、塀の中でも権力に対する反抗は徹底しており、懲罰として保護房に入れられ、両手を縛られ、モッソウ(刑務所で使う食器の事)に盛られたメシを口だけで犬の様に食べた経験もあれば、その刑期の大半を独房で過ごし、言葉を失いたくないが為に(失語症・拘禁症状の一つ)壁を相手に話していた事などを聞くに付け、それはまるで極道だった一人の男の回顧録を聞いてる様でもありましたが、

子供と離れた絶望を感じ、独房で首を吊り死のうとしたところを刑務官に発見され死ねなかった事なども語ってくれたものです。

金子さんは私がブログを書き始めて間もない4年程前に私に初めてメッセージをくれたもので、その頃は懲役に服す現役の極道の妻として、出所する夫を待つ身の方でもありました。

そこには『出所したらウチの人と一緒に先生の所に伺いたいと思っています。ウチの人にも更正して欲しいです。』と正直な思いが書かれていました。

でも、長年に渡る薬物摂取による後遺症でもある、パニック症状やフラッシュバック、鬱や自傷行為にも苦しみ抜き、若き日に子供を出産していた事から三十代にしてすでに孫のいた金子さんは、自らが両親に虐待を受けて育った生い立ちがトラウマとなり、自分の娘や孫とどう接したら良いのか?時には感情のままに娘や孫を傷付けてしまい後悔している様子などもブログに綴られていたものです。

やがて東日本大震災が起き、金子さんは被災地でもある茨城北部に住んでいた事から、間断なく来る地震に、車で子供と寝起きする不安な毎日などもブログに書いていたものでしたが、元より文才のある方で、とても叙情的な内容のブログを書く時もあれば、思い通りにならぬ悔しさを感情のままに叩き付けるかの様な内容の記事もあり、それは激しく稜線を描く、この女性の感情の起伏そのものでもあるかの様でした。

でも、ある時から少しずつこの金子さんの書く文章に穏やかさが感じられる様になったものです。
それは、塀の中にいる極道の夫との離婚を悩んだ末に決意した事で訪れた安心の様にも私には思え、それはまた、この女性が真の更正に向けて大きく踏み出した瞬間だったのかも知れません。

4年の間、メッセージや時折電話で励まし話す程度の交流でしたが、私自身、満を持したものを感じ、先日金子さんの地元を訪ね、お会いしてきたのでした。

薬物の使用を断ち数年が経過した現在でも、覚せい剤の後遺症が出て、苦しむ時もある様ですが、それをしっかり受け止めサポートする、鍼灸師をする優しい男性との縁にも恵まれ結婚し、介護ヘルパーの資格を取り、老人介護の仕事などにも精を出す日々を語る金子さん…
夏の暑い日も刺青を隠しながらの仕事で大変な時もある様ですが、そんな自分を評して『まるで女版、任侠ヘルパーです。』と明るい笑顔を見せてくれたものです。

金子さんは薬物による中毒ばかりでなく、毎度有り金全てを使い果たさなければ気がすまぬ程のギャンブルや買い物依存も経験してきており、様々な依存症に人知れず悩む方の心情をよく理解している方でもあります。

闇を生きた人間が光りへ向かい歩いて行こうとする時、まるで過去と言う亡霊が追いかけてきて『お前には無理だ!』『柄にもない事をするんじゃない!』とばかりに自分自身を苛み、停滞を感じたり、試されるかの様な時もあるものです。

でも、恐れにとらわれず、自分自身の気持ちや想いを浄化しながら進んで行く時、それまでの闇の中での経験でさえ、人を不安や恐れから救いあげ、時には新たな人生を生きる人の背中を押す勇気として、大きな力に成り得る事に気付かされる瞬間も訪れたりします。

元々神官に家系を持つ金子さんですが…
女だてらに闇の世界を生き抜いたそれ自体が、更正を決意し生きる今に、必要必然な経験として選びとっていた深遠なものを感じる私でもありました。

『ただ、こうして今生きていられるだけでも有り難いと思える様になりました。』と明るい笑顔を見せ語ってくれた金子さんでしたが…
体験に裏打ちされた方の言葉とは重く響くものです。

『依存症に悩む様な方を対象に、たとえ参加者が一人が二人でも、小さなお話し会からスタートしてはいかがですか?』と、この方にアドバイスさせて頂いた私でしたが、次の日には更正に関するスレッドを早速立ち上げるなど、行動力さえ伺えるものがあります。

まるで女性版、『塀の中の懲りない面々』を生きてきたかの様なその半生でもありますが、その世界での経験と言うものが、悩み苦しむ方への心のお手当に変換される時、どれだけの勇気をもたらす力に成り得るのか計り知れないものがあります。

蓮華の汚泥に染せざるが如し…

ここにも泥沼の中にも凛と咲く一輪の蓮の花を見るかの様な思いで、この女性の地元を後にした愚僧でした。

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合掌

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