おはようございます。
今日は16日ですが、子供の頃などは8月も半ばを過ぎると、夏が行ってしまう様で、寂しい気がしたものです。
今では熱中症を懸念してか、海水浴場も閑散としているところが多い様で、突如のスコールや連日の猛暑など、年を追うごとに亜熱帯地方の様な気候の変動を見せる日本に、過ぎゆく時の流れと言うものさえ感じます。
でも、気候の変動は受け入れなくてはならずとも…
戦後69年が経った今日、今ある平和が、膨大な数の先達の犠牲や、終戦直後の焼け野原から塗炭の苦しみを乗り越えてきた私達の親、またその親の世代の血の滲み出る様な苦労の賜物である事、忘れたくないものです。
※反対側の空には虹が出ていました。
80代や90代の戦争を経験されたお年寄り達が今ここに来て、不自由な身体に鞭を打つかの様に戦争の愚かさや悲惨さを訴え、今日本の進む方向に警鐘を鳴らしている姿に、本当に自分達の二の轍を踏ませまいとする真摯な想いを感じるばかりで、お年寄りに要らぬ心配をさせる日本の政治とは何をか言わんであります。
これより朝の勸行です。
小さいな自坊より、世界平和、日本国安泰をお祈りしたいと思います。
世界の生きとし生けるものすべてが幸せであります様に…。
合掌