ああ…何と神々しいそのお姿、観音さま、あなたこそまさに私の求めていた神仏の姿です。
さて、○○とやら、そう言われれば、普段は感情を表に出さぬ菩薩の私なれど、嬉しいと答えたいところだが…
でも、そういえば、この一週間ほど前にも、ヒンドゥーの女神にも同じ事を申していたのではなかったか?
(((;゜д゜)))…
そればかりではない様だ、その前はスピリチュアルなお仲間達の推薦する、凛々しい大天使を目の前にも、まったく似た様な誓いを立てていたのではないのか?
感動の涙さえ見せて…
(=_=;))ウゥ…
ところが、お前ときた日には、その神仏やスピリチュアルな存在との繋がりよりも、それを取り巻く人々との繋がりに心奪われ、翻弄され、感情を乱され、自分が受け入れてもらえないと知るや否や、それまで信じていた神さえも、お前の中では、背を向けた仲間や友達の姿と同様に、唾棄すべき二束三文の存在に落ちぶれてしまうのが常ではなかったのか…?
天界では神仏マニアの○○と、お前の名前は有名じゃわい、あははは!
か、観音さま!いくら観音さまと言えども、言って良い事と悪い事があるはず、私は天に誓って、今まで真摯に神や仏と向きあってきたつもりです!
((o(*≧д≦)o))
気に障った様だのう…でもな、天に誓ってと言うが、お前の天とはどこにあり申すのじゃ…ほれ、私が指差すこの虚空の事か?
それは言うまでもない!この夜空に星の輝く大宇宙の事に決まってます!
(`Д´))
そうか…でも、お前が見る事がなければ夜空の星は輝きもすまい、お前が見るからこそ、星は光り輝いている事がお前にはわからぬものと見える…。
今までのお前の神に対する姿勢は、その場、その時々の、己の帰属意識を満たし安心させる為だけの偶像に過ぎなかった事に気付く時が訪れているのではないのか?
神も、宇宙さえも、お前の奥深いところに何ら欠ける事なくある事を知らぬのに、何で表に見える神に親しむ事が出来る?
何で愛する事が出来る?
お前は真摯に神と向き合ってきたと言うが、自分の最も深い部分にある神の眼だけはごまかせないぞ…。
お前は、その時々の人間関係の影響さえ受けて、うつろい行く儚い神や仏の姿に、一生懸命すがるばかりで、家族や世界の平和の為に祈ってきたと言うが、その裏で、私だけはどうか罰する事なく、特別な加護を与えて欲しいと、特別性を期待する祈りがその殆どだったのではないのか?
自らが、神から切り離されていると思うからそんな祈りになってしまう…。
この娑婆では、この現世では、罰される事、報復される恐れが最大の神とさえ言える。
自らに内なる神を見出だす事が出来なければ、このマトリックスに翻弄されている事さえ知らずに死んでしまうのもこの現世の実相なのだから…。
でも、そんな観音さまだって、表にある神仏のお姿ではないのですか…?
( ゜Д゜))
その通り…だから、お前の中にある一つの神性の鋳型や原形が投影されているものとして私を眺めると良いのだ…そうすると、本来、表に見える神や仏に言われる難しい制限や制約も、人間が長い時間をかけてデッチ上げてきた恐れ以外の何物でもない事がわかるはずだ…。
無意味に神や仏にラブコールを送るよりも、寺院や神社、祭壇も、そして私のエッセンスさえも、どこを探すのでもない、自分の中にある事を知る時、初めて安心して生きる事が出来る。
今日からは内なる神と歩んで行きなさい。
さらば…
合掌