★幻想の世界を生きる私達①…乗り物としてのグラウンディング！

グラウンディングセミナーの中で教えさせて頂く内容にメンタルイメージのクリアリング（浄化）があります。

それは日々の思考や感情、そこに伴うイメージ等、その浄化の対象は、人間の心の在り様の全てに及ぶと言えるものかも知れません。

それは、スピ誌などに見られる一過性の開運メソッド等とは違い、グラウンディングと共に実践を習慣付ける事を必要とする事からか、人によっては容易ならざる難しいものに感じてしまう傾向もあったりする様です。

グラウンディングし、メンタルイメージを浄化して行く時、過ぎ行く月日の中で嫌が上でも自分と向き合う事になります。

それは人間のオーラやカラーの状態にも如実に現れるもの…

それは今まで手付かずの鬱蒼たる靄や霧が晴れて光りが差し込み、光りの容量が増える様でもあり、別の言い方をすれば、剥いて行く事により芯に行きあたる玉ねぎの皮ムキとも言えるのかも知れません。

私達人間が生きて行く上で、様々な事柄を人に委ね決めて貰う事は簡単な事に違いありません。

人生の重要な決定から、お金の使い道や仕事の適性、宗教や信仰のスタイルや在り方、はたまた不倫の成否までを、人に占い決めて貰った方が楽だと考えてしまう私達人間…
(゜д゜三°Д°)

そんな時、開運や恋愛、豊かさと言うワードにモティベートされた簡単なメソッドや商品にさえも眩惑されやすい脆さを生んだりもします。

こうした時期は、何かに縋り所属している事で安心を得たい欲求が募り、自分の中でシンボライズされた誰かと繋がっている事が自慢の種だったり、逆に不安材料だったりする落ち着きの無い日々を過ごす傾向があったりで…

それは、常に外、外、外に生きる価値観を追い求め、投影している時期と言えるのかも知れません。

こうした時期はグラウンディングなど及びもつかない事でもあり、どこかしら浮足立った危うさを自分の中に認めながらも、とかく人の影響に翻弄される事ばかりが続く傾向もあり、何か軸の定まらぬ自分の日常を感じ、そこに葛藤を感じても、惰性に流されるままに日々を送るばかりなのかも知れません。
(=_=;))

しかしながら、社会構造の根にあるものが適者生存の論理を基にした不安である以上、そこに生きる私達が、失う事の恐れや不安に曝されてしまうのは当然の事とも言えます。

こうした状況で送る毎日は何処かのレベルで不調和を起こしやすく、病気や事故を招きやすくなったりもします。

でも、こうした病気や事故の後で死生観が変わり、以前とは全く違う生き方へスタートする人もいれば、本来持つ能力を大きく開花させる人もいたりします。

意外と思われるかも知れませんが、スピリチュアルな分野で活躍されている方の中には、こうした時期や経験を乗り越えた先に、現在の活動を選ばれている方も多かったりします。

そうした時期、理性や表層意識の働きをよそに、自らの聖霊でもあるハイアーセルフは、真の自分を経験させる為に、様々な出会いや経験へとサポートして行く様です。

※ハイアーセルフとは、一般に言われる守護霊やガイドとは違い、高次の自己、内なる神とも呼ばれ、最もその人間を純粋にサポートする誰しにも一体ある、真のガーディアンエンジェルの様な存在です。

それは、私達が心地好く感じる事ばかりではない様です。

その人間が特定の感情のパターン等を乗り越える準備が出来た時などに、それを具象化する人物や出会いをエネルギーフィールドに送り込んでくる事もあります。

人間の出会いが何らかのギフトを携えているとよく言われるのは、こうしたアンチな出来事の裏にさえも、霊的真実が介在しているからなのかも知れません。

人の出会いと別れと言うもの…別れを惜しみお互いを讃え合うが如く、別れる事が出来ればそれに越した事はありません。

しかしながら、男女や夫婦の別れなども、それが全てではないにしても、どちらかが恨むとするところがあって別れに至ると言うのが本当のところではないでしょうか？

こんな時、大きく傷ついたかの様でも、エネルギーレベルで見ると、様々なお互いの縛りや制約のエネルギーから解放され、そうした方のオーラリーディング（人間のオーラの各層を見て行く）をして行くと、悲しさを訴えるご本人の心情とは相反するかの様に、そこに大きな癒しが起きているのが分かる時があります。

それは人間が考えるところの結婚の概念とは裏腹に、愛情の枯れた相手との間に発生させていた様々な制約や制限から逃れる事が出来た事を、その方のオーラが祝福しているかの様な、明るいカラーに見受けられる時があったりするものです。
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つづく