※画像などご相談時に頂いたメッセージです。了承を得て掲載。
逆縁と言う時、仏教では様々な解釈があったりします。
親より子供が先に亡くなる事や悪事を因縁として仏道に入る事などがあり、これに対して私が昔いた極道の世界にも逆縁と言う言葉はあり、本来白い物でも黒と言われれば黒と言わなければならない親分、子分の関係に於いて、子が親に対して貰った盃を突っ返し、離反の意思を表明したり、三行半をつけ悪い言葉で言うならば『ケツをまくる』事を指すもので、本来あってはならないと言う事に於いては仏道、極道、共に共通しているのかも知れません。
下記文章を読んで頂くとお寺の世界の特殊な事情である事がお察し頂けるかと思いますが、徒弟制度を敷き閉鎖社会でもあるお寺の世界、布教や仏法興隆の為、精進されている御僧も多い中(と信じたい)セクハラや性的被害にあった人の声と言うものも表面に出てきづらい隠蔽体質と言うものもあります。
時に住職と弟子の一線を超えた関係、そこに本妻や信者さんも加わっての愛憎劇などを聞くに及んでは、本来、不邪淫を戒めるべき坊主であるだけに、周囲からすれば、そこだけ在俗にありがちな煩悩を肯定している生々しさだけが際立つ様に映るもので、そうした住職の『お手つき』の実態なども弟子は勿論、信者や檀家さんなども口を拭う様に黙して語らず、あげくの果てはそうした行為を指して『功徳を頂戴している』と仏事にかこつけて暗黙の了解としているケースなどもある様です。
今回のEさんのケースに於いて、Eさんは某寺院、弟子の筆頭に当たる尼僧さんなのですが、年齢もまだ若いにも関わらず、僧侶としてのキャリアは長く十代の頃などやんちゃだった時期を過ごし改心されて仏門入りされた経緯も手伝ってか、お寺へ出仕するかたわらでは非行に走る青少年やその両親へのカウンセリングやサポートなども行う現在で、私などから見ても守備範囲の広い新しい時代の尼僧としてのスタイルを感じるものです。
セクハラや性的な強要や侵害と言うもの、とかく女性は声に出して被害を訴える事が出来ず、泣き寝入りや自らの精神さえ病んでしまう人が多いものですが、このEさんのケースに於いては、いざとなればピシャリと住職に対して偽りの無い自分の気持ちを伝え理非を糺す強さがEさんにある事。また、当の相手である住職も、言語道断な部分はあっても、Eさんの話しを聞いていると、弱さと共に情を感じさせる人柄もある様で、弟子に直訴され冷水をぶっかけられ、赤っ恥をかく体験ではあっても、懲りて反省するものが感じられた事から私なりのアドバイスをさせて頂いたものです。
以下、Eさんのメッセージより転載いたします。
(了承を得て掲載)
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正仙先生こんばんわ。
思いっきり話し、心がすっきりしました。
お寺関係において上下関係では、口答えなど許されないと思い、もう少しで私も泣き寝入りする所でございました。ですが、先生が真から謝罪してくださり、次はないとお伝えしましたら、青ざめておられ、少し言い過ぎたかと思いましたが、このような事あってはならない事ですので
、今回の件は私にとっても大きな学びとなりました。
またこの学びがいつか役に立てば有難いなと思います。私の所ではセクハラは無いものの、パワハラ相談は多く似た所を感じました。
私も中々ピシャリとものを言える方ではないですが、正仙先生の励ましがあり、相談に乗って下さった事で話す勇気が沸きました。
☺️いや~やはり元やんちゃしてますと、言葉が予想以上に悪くなってしまい、いけませんね。先生にそんな話し方初めてでしたので、完全に破門になると思いましたが、それ以上に芋引かれてしまい、最後はそんなに真剣だったとはと、笑って下さいましたが、口の悪さだけは封印したいなとぉもいました。
私も正仙先生のように、どなたにも優しく親切で、暖かい先生を目指し頑張って修行に励んでまいります。
正仙先生誠にありがとうございました。
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合掌
密教僧侶ヒーラー正仙
元ヤクザ組長から密教僧侶ヒーラーになった男
真言宗・大元吉祥堂・堂主・ヒーリングルーム吉祥・主宰
かつて極道の世界に身を投じていたが、獄中にて
スピリチュアルな気付きが始まり、出所後堅気になり、
その後真言宗僧侶と成る。
あたり前に生きる事が難しい今の時代、
自らを不安や恐れと言う闇の中に囲い苦しんでいる方達に
それぞれの方が本来持つ、
あるがままの素晴らしい光や輝きに気付いて貰える様に
愛を基にしたパワフルなヒーリングやリーディング、
講演を心掛けて行きたいと思っています。