早いもので今年も三月、そんな昨日は午前中より朔日参りを兼ねて大宮氷川神社へ参拝に訪れました。
ご縁を感じる神社で一年の内に数度はお詣りに訪れるものですが、今年に入ってからは今日が初めての参詣となりました。
その歴史も古く、いにしえの時代の為政者にも愛されてきた氷川神社ですが、東京や埼玉県近辺にある約280社とも言われる氷川神社の総本社でもあります。
この氷川神社の摂社に「門客人神社」があるのですが、(氷川神社社殿の東隣にあり気付かない方も多い)元々は『荒脛巾(アラハバキ)神社』と呼ばれていた様で、アラハバキが「客人神」として祀られているものです。
現在祀られている出雲系の神は、武蔵国造一族とともにこの地に乗り込んできたとの言い伝えがあり、先住の神としてアラハバキを祀っている様で、神仏習合の歴史の中では『アラハバキ』と自坊本尊の『大元帥明王』は同体とされており、そんな神仏の歴史の妙にも親近感が湧くもので(笑)氷川神社を訪れた際は本殿で手を合わせる前に「門客人神社」でご挨拶をさせて頂くものです。
朔日参りと言う事で平日よりは多くの人が訪れていた様でしたが、頬に当たる風、春を想わせる陽光に弥生三月🌸を感じさせるものがありました。
【主祭神】
須佐之男命(すさのおのみこと)
稲田姫命(いなだひめのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)