一昨日はひょんなご縁から東京都福生市にある『トム・ソーヤ工房』にお邪魔してきました。
お店に入る前、横田基地前のデモデダイナーですが、ハンバーガーで知られる店だけあってさすがのボリュームです。
このお店、先月なども福生を特集したモヤモヤさまぁ~ず2(テレビ東京)で取材を受けたばかりの様で、おやじキャラの玩具を売る異色のお店として度々地上波やマスメディアでも取り上げられている他、帝国ホテルやビッグサイトへの出店などで知る方も多いのではないでしょうか?
米軍横田基地の前にあるこのお店、ピンクの外観が周囲とのミスマッチを醸し出していて何とも言えない味があるのですが(笑)訪れると、自称『王様』を名乗るこのお店のご主人が出迎えてくれました。
『世直し王様』のネーミングで知られるこの方、王様を名乗る人間などと聞くと、何か居丈高で独善的な雰囲気の持ち主かと思われたりもするものですが、童話トム・ソーヤの世界観の中で自分を王様と位置付け誰でも自分の世界観の中では『王様』と断じる遊び心に溢れた人で、まったく嫌味を感じさせぬものがあります。
店内に入ると視界に飛び込んでくる、ところせましと並べられたおやじグッズの数々には圧倒されるものがあります(笑)王様を紹介してくれた方から言わせると、王様の店のピンクを基調とした色彩感覚と私の刺青の極彩色には共通するものがあるそうで(笑)確かにお互い異色とも異端とでも言うべき共通項がある様です。
このお店のシンボルでありオリジナルキャラクターでもある『おやじキャラ』ですが、そこにも王様の深い思い入れがある様です。単純に“おやじ”と聞けば、令和の今となってはなおさらに、がんこでネガティブな存在の様でもありますが(笑)かと言ってこの社会を支える層として無くてはならぬ存在には違いなく…
そんなおやじの姿から何か世間に対してメッセージを発する事が出来るのでは?と言うところがおやじキャラ誕生の源泉となった様です。
王様曰く『おやじキャラのコンセプトは“笑いと哀愁”。人々の人生の源泉が、この“笑いと哀愁”に集約されていることから、おやじキャラをシンボル化し、おもしろき事も無き世におもしろく(コロナで尚更に)とばかりに笑いと哀愁を拡げて行きたい』と言う想いから現在のお店を立ち上げ25年になるそうです。
駄雑貨屋、小学7年生(大人に成りきれずも求道の姿勢を現しているかの様)を自称する王様ですが、何か昔の大道芸人を思わせるものがあり、この方の過去生からの影響なのか?話しているとタイやミャンマーといったアジア圏のお坊さんと話している感覚ばかりが訪れたものです。
世直しなどと言っても、右でもなければ左でも無い、まして特定の政党や宗教を支持するものでもなく(神仏を敬う気持ちはとても強い方)おやじキャラで世間の一隅を照らす様な笑いの中にもこの方なりの不退転の決意と頭の良さなどが話しの随所に感じられ、若き日のミュージシャンからの転身など王様の自叙伝などもお聞きし、楽しいひとときを過ごしたのでした。
この日、気に入ったおやじグッズなども何点か購入した愚僧ですが、秘仏扱いにて秘密です(笑)
どうぞ小学7年生、世直し王様の世界に触れてみてください(笑)
【メディア出演&掲載】
~テレビ~
日本テレビ『メレンゲの気持ち』
日本テレビ『遠くへ行きたい』
日本テレビ『DON!』2010
日本テレビ『ニノさん』SP 2019
NHK BSプレミアム 『東京ディープ」
gooのいまトピで紹介されました。
合掌