☆ロシアチャンネル1『日本というパズル』プーチンの御意見番よりの取材を終えて

※吉祥にてロシアの国民的TVホストウラジミール・ポズナーと共に

一昨日は午前中より当サロンに於てロシアチャンネル1ドキュメンタリーTVシリーズ『日本というパズル』(仮題)の取材を受けました。

※ロシアチャンネル1での大型トラベルドキュメンタリーシリーズは2008年に開始。初回はアメリカ、2010年フランス、2014年イタリア、2016年イギリス、2017年イスラエル、2018年スペイン、2019年スカンジナビア、今回の日本がアジア初の特集との事。

※ポズナーの到着を待つ撮影班

先日も、このロシアで一番の視聴率を誇るというTV局の取材を受ける旨をお知らせする投稿をさせて頂いたものでしたが、この日撮影班に少し遅れる様に到着したこの番組のホストでもあるウラジミール・ポズナーは、大きな事件が起こる度にマスメディアや国民から意見を求められ、

プーチンにも意見を具申する御意見番

として旧ソ連時代からロシアの偉大な番組ホストトップ10に常に君臨し続けてきた希代のコメンテーターであり論客でもある様です。

初対面の第一印象は、世界の著名人を相手にインタビューを重ねてきている人物だけあって、温和な雰囲気の中にも人を射抜く様な眼光の鋭さを感じたものです。

インタビューの内容も私の生い立ちや経歴に始まり『極道の世界から何故に僧侶、ヒーラーへ転身したのか?』と心情経過を問うものから、宗教に見る『罪と罰』と言う概念、また『仏教に見る罪悪感の消除とはいかなるものか?』など、話しも多岐に渡るものでしたが、最後に「貴方にとって武士道とはいかなるものか?」とポズナーより質問を受けたものです。

これには一呼吸の間を置いて『武士道とは私にとって踏み絵でした』と正直に答えた私でした。

先日も「武士道 と云ふは死ぬ事と見付けたり」に代表される山本常朝の『葉隠』の一句を引用しての投稿をFBなどでしたものでしたが、海外から見た場合、日本の精神性を代表するものとしてそこに『武士道』を見出だそうとするのは当然と言えば当然の事と言えるのかも知れません。

先日も書いた様に武士道とは何も戦場での爆発的な行動を鼓舞するという一面ばかりでなく、死を表層意識に引っ張り出して、刹那の人の出会いも今日が最後と思い大切にする人智、処世の教えに満ちた素晴らしいものがあります。

でも、かつては極道の世界にいた私にとって、裏社会に生きた信念を削ぎ落とし僧侶ヒーラーとしてある面真逆の世界にシフトして行く上で、武士道と言うワードは、刀を帯びたかっこの良さがイメージとしてあり、それは自分の暴力性も裏社会で培った見栄や虚勢とリンクするものがあり、どこかしらアウトローの気概を是認してくれる格好の逃げ場、隠れ蓑になりかねないものがあり、『武士道』は人によっては素晴らしい精神的支柱になるのかも知れませんが、私にとっては以前の悪癖を温存させる為にエゴ(自我)が私に見せるシンボルに他ならない事にある日ハタリと気付きそれ以降とらわれる事がなくなったものです。

実はここに真の更正の難しさがあり、

ヤクザや半グレの組織などから抜け出てもどこかしら『堅気にはなったが、侠(男)を捨てた覚えはない!』と言う気概だけはなかなか捨てきれないのもその世界に生きた人間ならではのものがあるのですが、そんな時と言うのは自分の心の拠り所として『武士道』などサムライ然とした男の気概を感じさせる教えやワードにすがり付きたくなるものです。

でも、『お試し』に遭うのもこんな部分であり、何らかのトラブルに巻き込まれた時にその世界に生きた人間にとっての『男』とは警察などに頼らず自分の器量で解決すると言う信念に他ならず、サツタレ(警察に通報しない)しないと言う極道社会の掟に相通じるものがあり、逆を言えば裏社会の人間から『あんたも昔遊んだ男だもんな?』と慇懃無礼に脅され、手綱を引かれ揚げ句の果てはまた元の世界に舞い戻ってしまう原因にさえなるものです。

こんな事を手短に『武士道』にまつわる私の考えとして話すと深く頷いていたポズナーでした。ポズナーはイタリアナポリなどでカモッラ(マフィアと同様の犯罪組織)の構成員への取材などもしてきた様で、更正する事の難しさ、その過程で生じる組織からの報復の恐怖なども充分に理解出来ている様に見受けられたものです。

カテゴライズされたシンボルに頼らず『人としてどうなのか?』と言う事に主眼を置いて『赦しのレッスン』を実践し、人や物事への執着を断つ事が愛に生きる事に他ならない事などを話し約2時間に渡るインタビューを締めくくったものでしたが、最後に「今日は私の方が深く教えられた様な気持ちになりました」と感謝の言葉を述べてくれたロシアTVホストの重鎮、ウラジミール・ポズナーでした。

その後はお堂での勤行風景などを撮影した後で解散したものでしたが、それにしても当日吉祥寺から来てくれたと言う日系ロシア人と思われる男性の時に速記しながらの同時通訳ぶりには感心させられたもので(笑)ヤクザ当時の話しなどただでさえ分かりづらい隠語を交えて話す事が無かったか?などと多少反省の思いでこの通訳の若者に感想を聞くと「変換に苦戦しました💦」と笑いながら話していたものです。

※前川達彦さんと共に

ポズナー、撮影班などロシアからの御一行さんが帰られた後はこの日、私の急募に応えて自前で撮影機材まで用意の上、インタビューの模様などを撮影してくださった前川達彦さんでしたが、FB開設当初より繋がる方なれど、お会いしたのはこの日が初対面、数々の映画やTV番組の制作や撮影に関わって来られたその道のプロであり、ロシア側の撮影班が占める空間にも違和感なくカメラを向けるその姿に納得出来るものがありました。

最後は前川さんにヒーリングなどもさせて頂き、その後はお馴染みニューガネーシャにてやはりカレーずきの前川さんとカレー談義(笑)などして楽しく撮影当日の日程を終了する事が出来ました。

※お馴染みニューガネーシャにて

前川さん お忙しい中をありがとうございました!

最後に今回のロシアチャンネル1の取材に於て私のブログの紹介や取り次ぎをしてくださった映画『一陽来復』の尹美亜監督にこの場をお借りして御礼申し上げます。

                     

合掌

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密教僧侶ヒーラー正仙
元ヤクザ組長から密教僧侶ヒーラーになった男
真言宗・大元吉祥堂・堂主・ヒーリングルーム吉祥・主宰

かつて極道の世界に身を投じていたが、獄中にて
スピリチュアルな気付きが始まり、出所後堅気になり、
その後真言宗僧侶と成る。

あたり前に生きる事が難しい今の時代、
自らを不安や恐れと言う闇の中に囲い苦しんでいる方達に
それぞれの方が本来持つ、
あるがままの素晴らしい光や輝きに気付いて貰える様に

愛を基にしたパワフルなヒーリングやリーディング、
講演を心掛けて行きたいと思っています。

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