龍と言うよりは鼠を思わせる雲です。
鼠は大国主命や大黒天、毘沙門天やガネーシャ(聖天)など神佛の神使、眷属としてよく知られるものです。
私が得度して間もない頃、ネパールに行きカトマンズ郊外の山の上にある有名なガネーシャのお寺で結縁灌頂を受けた時がありましたが、それまで晴れていた空がみるみる曇り出し、雷が鳴り出したものでしたが…ヒンズー式の岩の祠の様なお堂で、大きな石の塊を思わせるガネーシャの本尊にピタリと額を付ける様に老境の行者に命じられるままに合掌し額をつけ行者の唱えるマントラを聞いていたものでしたが、すると祠の中に大きな鼠が「チュウチュウ」鳴きながら入ってきたものです。
ガネーシャのお供物である丸玉のお菓子(お寺で販売されているものですが、賞味期限がとっくに切れていて私達はとても口に入れる事が出来ない)目当てに来たのでしょうが…それを見ていた行者が天候の急激な変化と鼠の来訪に「この人はガネーシャ神と強い縁があり歓迎されている。ご縁を大切にして行かれると良いだろう」と半ば驚いた顔で通訳で同行していたネパール人ガイドに話していたものです。そんなこんなも今では懐かしい思い出になっております。
先日の満月ですがなかなか発光がパワフルでした。
西側の空に現れし龍雲です。
上記の龍雲が少し時間を於いて変化したものですがそれでもやはり違うタイプの龍の形を為しているところが面白いものです。
大宮氷川神社上空に現れし龍雲です。
夜の龍神雲
こちらは東の空に現れし龍雲です。
深夜の遠隔加持を終えて寒空を見上げれば神獣とも針ネズミ系(笑)とも思える龍雲が伸びていました。
夕陽に重なるかの様な龍の顔です。
合掌