☆神社探訪…笠間稲荷神社

一昨日は諸用あり、茨城県は石岡市へ行った事からかねてより訪れ様と思っていた笠間稲荷に少し足を伸ばしてお詣りしてきました。

良い神社を訪れた時と言うのはスッと呼吸も軽くなり、視界も一段とクリアになった様な感覚が訪れるものです。

神社前の参道なども風情を感じさせるものがあり、名物バター饅頭などもパクリと(笑)他の神社に比べて神具店なども多い様に見受けられました。石岡から笠間までの道のりと言うのは昔の宿場町の名残りそのままに古い時代を偲ばせる古民家や土蔵が軒を並べている様なところもあり、遠くに常陸の霊峰筑波山や加波山を望み、車の窓を開けると田畑で草を焼く匂いなども何故か心地よく、子供の頃にタイムスリップした様な郷愁を覚えたものです。

見事な菊が競う様に神社の参道両脇に展示されていて見事なものがありました。笠間神社をこよなく愛する地元のお年寄りなのでしょうか…菊の前で足を止める参拝客に向かって「手頃だからって持って帰ったらダメだっぺよ~(菊の鉢を)分かってんのか?にしゃあ~、あ~よ~」と参道を歩く人を悪意なくからかっていたものです。茨城訛りで「にしゃあ~」とは相手を指す言葉なのですが、都内や他県などから来た人も多いに違いなく、そのコミカルなおじいさんの茨城弁に参道を歩く人もいたたまれずに笑い出してしまったものです(私も 笑)

今月末まで菊祭りを催しているそうで、日本三大稲荷の一つと言われる笠間稲荷の御神氣に触れ、色とりどりの美しい菊を観賞し、目を楽しませてくれるお土産屋さんも多く(参道には龍や狐のアートを置く店も)ゆっくりと休日を過ごすにはもってこいの神社の様です。

鮮やかな菊の紫が残像の様に瞼の裏に焼き付いた愚僧であります。
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五穀豊穣、商売繁盛の神として古くから厚く信仰され、関東はもとより日本各地から年間350万人の参拝客が訪れる。また、正月三が日の初詣には80万人以上の参拝者が訪れ、初詣参拝者数で茨城県1位を誇る。
日本三大稲荷の一つとされている。
主祭神・宇迦之御魂命
(うかのみたまのみこと)
境内社 
聖徳殿と五末社がある
聖徳殿(聖徳太子)・大黒天(大国主大神)・事比羅社(大物主大神)合殿
月読神社(月読尊)
白山神社(菊理媛命、伊佐那岐命、伊佐那美命)
菅原神社(菅原道真公)
粟島神社(少彦名神)
山倉神社(高皇産霊神、建速須佐之男神、大国主神)
「笠間稲荷と佐白山」として茨城百景に選定されている。
東京都中央区日本橋浜町には、当時の笠間城主牧野家の下屋敷があり、その地には藩主が笠間稲荷神社より分霊を受けて建てられた笠間稲荷神社東京別社がある。
※ウィキペディアより引用
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