今日は午前中よりフルコンタクト空手「禅道会」主催による第20回全日本RF武道空手道選手権大会に来賓として招かれ、港区スポーツセンターを訪れました。
※大会の規約もあり動画等の撮影はご遠慮させて頂きました。写真は全試合の一部にしか過ぎません。
本大会を主催する禅道会空手は、世界各国、ヨーロッパ全域に支部を持つ台頭目覚ましいものがあり、最近では今月逝去した山本“KID”徳郁の姉で元レスリング世界女王の山本美憂と禅道会、石岡沙織の「格闘イベントRIZIN」におけるママ格闘家のリアルファイトなど記憶に新しい方も多いかも知れません。
台風の影響から参加者も少ないのではと思いきや、今日もロシアやウクライナ、中国や台湾などからも選手が来日参加した他、他流派からの参加も見られるなど、日本語とロシア語の声援が会場の中で錯綜するかの様でもあり、一種異様な熱気に包まれていたものです。
打撃は勿論の事、グラウンドからの関節技、締め技などもありの総合格闘技ルールの元に行われる骨肉軋むファイトが続きましたが、前回に比べて流血などもあまり見られず白熱した雰囲気の中にもスマートに終始した感もありましたが、思わずうめき声を上げダウンした選手なども、医療スタッフの応急手当てを受けた後は何事もなかったかの様に他の選手の応援に回る姿など、さすが格闘家を感じさせるものがありました(笑)
※禅道会小沢館長(首席師範)と共に
館長の小沢隆さんは引きこもりやニートの自力支援を目的としたディヤーナ国際学園を運営するなど、多岐に渡る活動を展開されている方でもあり、非行や家庭内暴力、引きこもりの若者の自立支援など、そうした観点から私のサロンを訪れてくださった時があります。
その際も私のサロンにてヒーリングセッションやグラウンディングセミナーをお受けになるなど、武道家としてばかりでなく精神世界にも理解を示し造詣の深い方でもあります。
また禅道会による地震や災害に遭った地域への無償でのボランティアや義援金活動もつとに知られるところであり、今年2月のフィリピンの大火災でも禅道会はフィリピンにも支部がある事から現地での支援、ボランティアにも迅速に対応した様で、フェイスブックを通してしか相分かりませんが、その救援物資の集まり様や適材適所と思われる搬送体制にも感心させられたもので…
この度の北海道大地震でも早速義援金を募るなどその姿勢は多くの方より賛同を得ている様です。
空手、総合格闘技の世界に新たな潮流を造り上げた禅道会、それは剛の部分ばかりでなく、引きこもりやニートなど現代病とも言える若者への空手を通しての礼節や学び、自力支援、地震や災害など被災地への支援ボランティアなどにも一貫したものがあり、仏教で言うところの利他の精神の実践に他ならず…
益々神仏の加護を得て、禅道会が破竹の勢いで躍進するものを感じるままに会場を後にした愚僧であります。
合掌