※病状、実名、ヒーリング時の動画写真など公開をお客様が希望されている事から了承の上掲載しています。
今日は2歳からてんかんを発症したと言う女の子詩ちゃんとそのお母様森田直美さんへのヒーリングセッションでした。
最近症状の間隔がランダムに頻繁になっている事から、都内病院での検査を兼ねて東北より上京された折り、森田さんの友人で私よりグラウンディング講座を受講された看護師の女性と共にヒーリングを受けに吉祥を訪れてくださったのでした。
度重なる開頭手術を受けた事など全く感じさせぬほどの無邪気な笑顔を見せてくれた詩ちゃん…
ヒーリング開始後すぐにトランス状態になり、それから少ししててんかんの発作と思われる硬直状態からぐにゃりと前のめりに落下しそうになったもので、抱き抱えながらこんな小さな身体に背負ってきたもの、そんな痛々しさなど露ほども感じさせぬ無垢で恐れを知らぬその表情…
幼少時より難病を発症したりする魂と言うのは霊格が高いとはスピリチュアルで言われるところですが、詩ちゃんを見ていると何ら罪なき天使そのまんまの姿の様でもあります。
でも…２歳からてんかんを発症した詩ちゃん、てんかんの発作は苦しく頭が割れると思えるほどの頭痛、脱力感、全身硬直による痛み、立ち上がる事も叶わぬ状況が一日の内に何度となくこの小さな身体に再現されている事…東日本大震災では津波大直撃の地域が地元で、初めての詩ちゃんの手術を予定していたところへ街全体を飲み込む津波の被害、生まれ育った街が灰塵と化した悲しみばかりでなく愛する子供の治癒の望みさえ断たれた絶望があるばかりだったそうです。
そんな震災前の時期から度重なる手術を経た現在も、就寝中の深夜などにも突如発症する詩ちゃんのてんかんの状態を克明に記録してきた母親である森田さんの心労いかばかりか…
でも、時には心が闇一色になるところを明るく楽天的な旦那さんに引き上げられ救われた事なども正直に話してくださった森田さんでした。
お話しを聞いていて、せめて私のところにきて、長年の苦労からの心の垢を、時に無理の上に無理を重ねてきた事で生じた氣の滞りを解消して帰って欲しい、そんな想いでヒーリングさせて頂いたものです。
詩ちゃんに自らヒーリング(氣)を発生させる事が出来る様、ヒーリング終了後、手の平を向かい合わせにしながらエネルギーアチューメントしてあげようと思ったのですが、いかんせん9歳の子供にヒーリングだとか氣だとか言ってもわかるはずもなく(笑)
「詩ちゃん、カメハメハーって分かるかな？」と少しとんちを利かせたつもりで聞くと…
「うん、分かるよ、ドラゴンボール知ってるもん🎵」と何ともおてんばな表情が可愛いのです。
( ＾∀＾)
でも、またソファーに戻るとそこは子供らしく森田さんのお友達の子供さんと遊びに興じてしまい、とてもヒーリングの事など持ち帰ってもらえそうもありませんでしたが…笑
でも、その分お母様の森田さんに、てんかんが詩ちゃんに起きた時の対処としてのヒーリングなども、自ら氣を発生させる方法から始まり、シンプルですぐに出来るヒーリングなども簡略な内容ながら教えさせて頂いたものです。
(病院での治療、医師の指導を尊重した上で)
ヒーリング終了後、詩ちゃんは検査の為、森田さんと共に病院に戻る予定だったのですが、ただでさえ歩行困難なところがあり帰宅ラッシュに巻き込まれて事故にでもあったら大変と思い病院まで送って差し上げました。
「ありがとうございました！」とご挨拶してくださる来た時よりずっと明るい表情の森田さん、エネルギーアチューメントの仕草そのままに私に手の平を突き出しておてんば少女丸出しの様な表情をする詩ちゃん…
そんな二人の姿を見ていると「どうぞこの親子に穏やかなプロセスが用意されます様に」と心中願わずにいられなかった愚僧であります。
合掌
