☆病院でのヒーリング…親子の絆・虫の知らせ

 

 

※ヒーリング時の写真等ご家族が撮影してくださったものを了承の上掲載しています。

昨日は都内近郊の病院にて一昨日救急搬送された女性へヒーリングをさせて頂きました。

元より持病をお持ちの方なのですが、この方のご長女、この日に限って何故か胸が騒ぎ、普通であれば電話をかけない時間に安否確認の電話を職場よりかけたそうで、電話に出ない事から突き動かされるままに母親の自宅へ向かうと案の定、息も絶え絶えに倒れていたそうで、発見があと数分遅れていたら絶命の危険に晒されていた様です。

誤嚥性肺炎は嚥下機能(飲み込む能力)の衰えてきたご高齢の方や寝たきりのご老人に発生しやすい病気でもありますが、免疫力が落ちている事などもあり、唾液や痰などが肺の器官に入ってしまいたやすく発症してしまうケースが多いのだとか…

ご連絡をくださった女性もサイキックな能力の持ち主、母親の異変を感知する様に仕事中に胸騒ぎがしたそうです。昔から言われる身内や親しい人の危篤や生死に関わる危険な状況、死去を夢やビジョン、胸騒ぎなどの感覚(お線香などの香りでも)で知らしめる「虫の知らせ」は親子や家族の絆、親しき人との今生でのご縁を裏打ちするものの様に私達人間に内在された見えざる能力と言えるものかも知れません。

虫の知らせとケースは違いますが、私なども僧侶入門とでも言うべき得度受戒を受けた頃と言うのは、裏社会と今の道へ転身の狭間にあり、拙いながら勤行なども始めたものでしたが、一心不乱にお不動様(不動明王)の御真言(マントラ)などを唱える日も続いたものです。不動真言を唱えていると明王のエネルギーと感応する為か、火焔に焼かれる様に丹田(下腹部)から身体全体が熱くなり、唱える真言が何百、千回も超える頃には意識も飛ぶかの様な茫然自失の様な状態(眠気とは違う)になったものですが、ある時、密教行者の世界で「定に入る・じょうにはいる」と言われる一つの瞑想状態に於いて、ふと目を開けて本尊の置かれた須弥壇に目をやるとうっすらとエーテル状に死んだはずの父が立っていたもので、私に何かを語りかける様なその目でもありました。

思えば私が極道当時最後の服役となった折りなども、拘置所の独房、就寝中の私の枕元に、何十体とも思われる仏像に筆で塗金する父親がリアルな姿で現れ「もう堅気になったらどうだ…」と私を諌める様な事を言ってきたもので…それに対して私は「💢何がカタギだ!カタギになどなってたまるかい!」と抗ったところでハタリと目が覚めたものでしたが…

この拝みの最中に現れた父親も、この直後とも言える時期、それは私にとって裏社会への郷愁と新たな道への希望が行きつ戻りつする頃で、見栄や虚勢を手放しその世界とは訣別し、まっさらな堅気として僧侶やヒーラーの世界に踏み出せずにいる私の背中を一気呵成に押し出して行くかの様な出来事が続き、まるでそれは「もうゲームオーバーだよ、いつまでとどまるつもりだ?さっさとあるくべき道を歩いて行きなさい!」とお天道様から告げられている様な気がした私でもあったのです。元の因果に引き戻されるのか?それとも新たな道に踏み出すのか?そんな人生のボーダーラインにあった私に「心してかかれよ」と警告するかの様な想いで現れた父の姿であったと今となっては思うばかりでもあります。

最近は病室でのセッションなども紹介させて頂く事が多くなりましたが(殆んど遠隔が多い)入院されている方とご家族の会話などに先々を思いやる心労、ご苦労を感じつつも、付き添うご家族の入院される親御さんを労る優しい目線に、暖かに行き交う情愛を感じ胸が暖かくなる愚僧であります。

親子の絆は永遠に不滅です。

           

                  合掌

 

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