獄中で読んだ本…アウト・オン・ア・リム

 
 
 
「アウト・オン・ア・リム」
40代半ば以降位の世代の方の中には、この本の影響を受けてスビリチュアルに入って行った方も多いのではないでしょうか?
私が獄中で「神との対話」を読んだ事から大きく揺さぶられるものを感じ、霊性に目覚めた第一歩となった事はこれまでもブログなどでも書いてきていますが、同時期にやはり刑務所の独房で官本としてあったこの本を読んだ事も、その後の私に影響を及ぼした事でもありました。
 
※官本(かんぽん)刑務所に備え付けの本の事。
 
数々のオスカー賞を授賞したハリウッドの大女優でもある1986年に出版されたこの本の著者、シャーリー・マクレーンは、現在では老齢の域に達したおばあちゃんですが、今読んで見るとその当時とは受け取り方に違いはあるものの、それでも一人の女優が不倫や様々な葛藤を経て、幽体離脱から神秘体験を経て気付きを加速させて行く様も今だからこそ共感出来る部分もあり、この女優が霊媒師に自分の過去生を聞くやり取りなども面白く、現在でも読んでみて斬新なものがあります。この本を読んでいると、どんな人間も、スビリチュアルな気付きが進む時、その人に応じた課題に直面させられる事を改めて感じさせるものがあります。
 
人として生きる上での葛藤や混乱を感じながらも、あんまり清すぎたり(笑)突飛なスビリチュアルなんかじゃない、何か等身大の自分を照らしてくれる答えを求めている方にはぜひオススメの一冊です。映画化もされているのですが、廃盤扱いで、DVDで無いのが残念ではあります。
 
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