眠る直前に考えたことを、睡眠の間、人間の潜在意識はずっと繰返し続ける事をあなたは知っていましたか？
これを願望成就の為の一つの方法として活用されている方もいる様ですが、確かに、夜寝る前と言うのは顕在意識も沈静化している為に、簡単に言うと、雑音が入らずに望むイメージを潜在意識に引き渡しやすい時間でもある様です。
以前、ある女性よりお聞きしたお話しですが、その方は寝る前、布団に入ってよりのひととき、目を瞑り、遠くに住む自分が好きな男性と恋人として結ばれる姿を繰返しイメージしていたそうです。厳密に言うと、イメージし様としていたと言う方が正解かも知れませんが…
何故かと言うと、この女性、寝る前に意中の男性の姿を思い浮かべた途端に眠くなってしまい、何度試してもまるでその男性の顔が睡眠導入剤の様にいつの間にやら熟睡してしまい、今日こそは明日こそはと、布団に入る度に心中に期するものがあった様ですが、いずれも深い眠りに入ってしまったそうで、いっこうに思う様なイメージが出来なかったそうです。
寝る前だから駄目なのかと、日中にイメージする時間を切り替えたそうですが、これも同様で、コックリウトウト眠くなるばかり…
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普通に考えれば、好きなら好きでイメージなどと、しち面倒くさい事言わずにとっとと告っちまえ！と言うところなのでしょうが(笑)
ところが相手は妻子持ちの男性…そうはいかぬ事情と言うものがあった様です。
不思議なもので、人間誰しにもある内なる神、高次の自己とも呼ばれるハイアーセルフは、その人間が何を望み意図しているかなどetc…
肉体を持ち、この現世に存在しているかに見える本人以上に熟知している存在であり、今世でのトラウマやカルマ、クリアにすべき課題などもすべて統括指導している聖霊であり、その人間の気付きの進歩に沿った「台本」と言うものを持っている様です。
私達人間が『引き寄せの法則』などに見られる様な、思考やマインドを用いての目標の設定や、ヴィジョンを用いての願望実現なども、多分に恐れを土台としたエゴが幅をきかしている事から、聖霊であるハイアーセルフの台本と合致するものばかりでなく、お金のカルマがたまたま良い様に巡っている時は、ともすれば人間は、自分が霊的にも優れ、人格者だからこそ豊かさを実現出来ていると驕ってしまう弱さと言うものがあり…
こうした時と言うのは、内なる神の声との対話を忘れ、頓挫したり挫折したりするタイミングで、再び、ハイアーセルフを通しての神の声と言うものに出会うパターンがある様です。
こうした事から、その人間の心の成長過程に沿ぐわない目標や願望をイメージした場合、ハイアーセルフがやんわりとそれを知らせる様にカッティングしてくる事もある様で、それがこの女性の様に寝る前にイメージした時に訪れた猛烈な眠気となって現れる場合もある様です。
もしくはイメージの最中の身体の緊張や違和感、第3チャクラのあるみぞおちのあたりの不快感となって現れたり、人それぞれなものがあります。
また、とかく収益や金銭に関する願望やイメージを強く持ち過ぎる様な場合も、仕事やビジネスなどで利益を巡って一歩も譲らずトラブルになったり、利益にはなったが、何か金にまつわる人間の毒々しいものを見た様な後味の悪い仕事だったりと…『豊かさを得る上で大切な事は？』とその人間に考えさせずにはおかない様な人との出会いや出来事へと、ハイアーセルフが背中を押す時もある事は、引き寄せの法則の関連本の中には語られていない事なのかも知れません。
寝室にTVを置き、寝る前こそ視聴を楽しみにされている方も多いに違いありませんが、派手な暴力や殺戮シーンのある映画や悲惨なニュースが、人間の自己治癒力を低下させる事は医学の見地からも証明されている事でもあり、
眠る直前にあなたが思考した事を潜在意識はずっと繰返し続けるとしたら…
それがどれほどの影響をもたらすのか？一日の疲れを癒すはずの睡眠が、寝ている間に力を回復する事さえ出来なくなってしまい、寝る前に見た暴力シーンの影響さえ受けて、翌日家庭で会社で言い争うパターンさえプログラミングしてしまうのも私達人間なのです。
たとえ5分でも良いので、寝る前に自らの愛の波動を高め、自尊心を高める様な霊感に満ちた本を読む事も良いかも知れません。
眠りに就く前のひと時は聖なる時間…
大切にしたいものです。
合掌
