今日は朝のお勤めを終えた後、先程までこの本を読んでいました。
円高になると『不況になる』とマスコミが煽り立てる日本ですが、元より私は内需立国としての強いそれをこの国に感じていたので、いつも『ちょっと違うのでは?』と思っていたものですが、この本に書かれている事は腑に落ちる事ばかりです。
日本の製造業にしても、クルマやテレビなどのシェアを落としているかの様な喧伝がされていますが、ipodの部品の40%が日本製、ボーイング787の部品の45%が日本製と言うのはアメリカでは常識だそうで…
高品質になればなるほど日本製品や日本の工作機械の介入比率は高くなり、なくてはならない『コアパーツ』のシェアは世界の殆どを日本が占めている事なども書かれていましたが、これなどもある面では世界の肝を日本が握っている証しではないでしょうか?
自虐史観と相まってか…日本人の強みを一番知らないのが日本人というのが、今や海外の共通認識の様です。
国やマスコミが、借金大国であるかの様な印象を私達にさもありなんに植え付けますが、世界中の債権の大多数を保有する日本であり、国やマスコミの言う『借金』とは…国が本来、国民に還元すべきもので、増税する為の伏線として巧みにモティベートされたものとしか思えません。
世界の大多数の債権を持ちながらも、何処かの国の様に他国を恫喝する事も強制する事もしない日本ゆえに、時には他国から馬鹿扱いを受けている様にも見え、切歯扼腕する事の多い私達日本国民でもあったりしますが(笑)
争う事なく、真摯、礼節を持って対応してきた日本を、本当に世界の国々が賞賛している事、今や日本経済なしに立ち行く企業が世界にない事を忘れたくないものです。
日本神話、いまだ健在の様です。
合掌