仏器磨きやお堂の掃除をしております。
写真に写っているのは密教法具で輪宝(りんぽう)剣輪(けんりん)とも言います。
円の動きと言うもの…ヒーリングワークや加持祈祷の実際においてもしばし用いる事でありますが…
はるかいにしえのヴェーダの時代(紀元前ー500年)輪(チャクラ)は神秘的な力を象徴し、ヒンドゥー教では特にヴィシュヌ神のシンボルとされてきました。
※ヴィシュヌ神
また仏教では、四聖(四つの聖なる真理)を象徴し、冒頭の写真を見ても分かるかと思いますが、車輪の八本のスポークは、悟りへ向かう為の『八正道』を表しています。
この輪宝は日頃の行法の中で、魔障や煩悩を打ち砕く観想をする為に用いたりもします。
密教法具はそのデザインひとつひとつに宇宙観を現しており、部屋に置くだけでも氣が良くなる事からか、男性女性を問わず購入される方も多い様ですね。
さあ!もう一踏ん張り!頑張って掃除します(笑)
p(´⌒`q)
合掌