今日でブログを始めてよりちょうど一年になります。
2月22日…私は誕生日が10月22日でもあり、22は私とリンクする事の多い数字でもあります。
去年にある方の奨めもあって始めたブログでしたが、その頃はアメブロの存在さえ知らなかった私でした。
ブログを書き進めて行く中で触れざるを得ない過去の私の人生…
躊躇がなかったと言ったら嘘になります。
不安がなかったと言えば嘘になります。
私の周囲には「極道当時の事を書けば読者の反感を買うのでは…?それよりも密教僧として仏法に照らした内容の記事を書いたらいいのでは…?」と親切に意見してくださる方もいました。
しかしながら…仏法に照らした話しなら、書店にて宗教コーナーの棚に各宗派の御僧侶の立派な本が引く手数多に並んでいる今の時代…
私が書きたい事、書く様に導かれている事はそんなところにはありませんでした。
私は過去には極道の世界で生きてきました。
大きな抗争の中に身を置いていた時もあり…
まかり間違えば鉄砲玉として今だ長期受刑者として獄中で囚われの身だった可能性もある人間です。
その道に生きる為であれば、人の命を奪う事さえ当時の私は厭わなかったのかも知れません…。
そんな生き方をしていた私…逆を言えば、身体に熱い鉛の玉を撃ち込まれ、内臓を焼かれんばかりの痛みを感じながら、いつ果ててもおかしくない人生だったのです。
でも、そんな私にでさえも神は微笑みかけ、再生するチャンスを与えてくれたのです。
多くの出会いと別れがありました。
そして死別もありました。
見栄や虚勢に生きていた頃…酒と嬌声と紫煙の彼方に消えて行った儚い出会いと別れもありました。
世間では嫌われる裏の世界の人間…
でも、そこにある「天使性」とでも言うべき心の暖かさを私はその当時より幾度となく見てきた事でもありました。
純粋でピュアで傷つきやすいからこそ反対の極へ自らを投げ込んで行く…そんな人間の姿を私はどれだけ見てきたかわかりません。
私はその後幸いにして仏門に入り、透視ヒーラーとして癒し人への道を歩む事が出来ました。
ブログを書き進めて行く事は自分自身の浄化の旅でもありました。
そんな時、過去の私が漆黒の彼方から語りかけてきます…
「オイ!随分と綺麗にまとめるじゃないか!元ヤクザが高尚な先生にでもなったつもりか?」
「笑わせるじゃねえか!人の情けさえ時には踏み台にして生きてきたお前じゃないのか!何を偉そうに語ってるんだ…?」
「長い事極道していたくせに、てめえの書いてる事なんざ、ヤクザ世界で生き抜く根性のなかった負け犬の遠吠えじゃねえのか?何がスピリチュアルだ!何が密教僧だ!笑わせるな!」
「お前だけ、かたぎよろしく清廉潔白にでもなったつもりか?お前に男を預けて信じてついてきた人間のはしごを思いっきりお前は外しただけじゃねえのか?」
と…その声はとめどもなく私に囁いてきました。
でもそんな時…私には何が「幻」で何が「本当」なのかを知る為の貴重な学びの時でもあったのです。
「恐れるな!私が共にある!」私が獄中で読んだ「神との対話」のこの一節がどれだけそんな私を鼓舞し励ましてくれたかわかりません。
記事を書き進めて行く中で読者も増え、コメントやメッセージも頂く様になりました。
日増しに増える共感や励ましのメッセージ…読んで行きながら時には涙が流れる事もありました。
そして今では私のヒーラーの仲間達もアメブロデビューを次々に果たし、多くの読者の方を惹きつけているのを見る時…
本当に感慨無量なものがあります…。
そしてアメブロを通して本当に多くの方との出会いがありました。
まだまだ時には坊主らしからね破天荒な事も書くかも知れません…
しかしながら私は今後も書き続けて行きたいと思います。
人生に何ひとつ無駄はなく…どんな闇の中にいても再生して行く事が出来るのだと言う事を…
蓮の花は泥沼の中でも見事に咲き誇ります。
この一年間、時には励ましのメッセージや毎回の如くコメントをつけてくださる読者の方…
フォローやアメンバー登録をして下さった方達…
本当にありがとうございます。
あなたの励ましがあったからこそ記事を書き続けて行く事が出来ました。
これからもよろしくお願いします。
心より愛と感謝を込めて
合掌