最近ウェブサイトを検索していると、お寺や神社による年中行事とはまた違った形での活動のPRが見受けられます。
その中で寺院や修験道場が一般者向けに水行や滝行への参加を呼びかけている記事をよく見かけます。
滝行と云うと、最近ではボクシングの亀田兄弟が滝に打たれる姿がテレビで放映されているのを見た方も多いのではないかと思います。
滝に打たれて心身を清め、明日の活力にしたいと思う方も結構いると思うのですが
東京などの都市部では身近にそうした場所がない上に水行や滝行といった事はその多くがお寺や修験行者の主催によるもので、一般の方には少々敷居の高いものかもしれません。
それでは滝行や水行のできる場所は手近な場所にないのでしょうか?
実は、それは私達が毎日使う場所にあります。
それは浴室・バスルームです!
お風呂は一日の疲れを癒すだけでなく、溜め込んだ不要なエネルギーを洗い流す絶好のスペースでもあります。
私は今まで書いた記事に何度となく、チャクラ(サンスクリット語)というエネルギーセンターが人間にはある事を書いてきました。
私達は日常、このチャクラに不要なエネルギーを溜め込みやすいのです。
それは自分の不要な感情、怒りだったり不安だったり
他者から不要なエネルギーを貰ってしまう場合も実に多いのです。
例えば、自分がカリカリピリピリと感情が苛立っている時、胃がムカムカするのは誰しも一緒ですが、こうした怒り、もしくは不安からくる感情を長い時間持ち続けていると
第二チャクラ(下腹部にあり、感情を司る)や第三チャクラ(全身へのエネルギー分配を司るエネルギーセンター)に
不要なエネルギーを溜め込みその働きを弱めてしまい病気にかかりやすくなってしまいます。
短気で怒りっぽい人が、胃潰瘍や胃ガン、肝硬変や肝臓ガンに成りやすいというのもこうした事が関係しているのかも知れません。
私も十年程前までは絵に書いた様な瞬間湯沸かし器でした。
また他者の不要なエネルギー、それはこちらに対する悪感情であったり、こちらに縋り付き、依存する想念であったり色々な形があるのですが
そうした他者からの滞ったエネルギーをこちらのチャクラやオーラが吸収してしまい、自分の体調を重くしてしまう時もあります。
今は私も霊的なプロテクトも出来るので、他者の重たいエネルギーを貰う事もなくなりましたが…
以前はこうした時に首や肩が重くなったり、悪い気をお腹に溜め込み、胃が膨張した様な感覚がよくあったものです。
こうした時、般若心経や不動真言(不動明王のマントラ)を唱えていると、そうした悪い気が『ゲップ』となって抜けて行く事がよくありました。
今書いたのはほんの一例なのですが、この様に自分の感情や他者との関わりと云うものが自分の見えざる部分に及ぼす影響はとても大きいのです。
お風呂に入り先に湯に浸かる人もいれば、身体を先に洗う人もいると思います。
どちらでもいいのですが…
まず、身体や頭を洗うなら『心身の汚れも一緒に洗い流している』と心に念じて洗って下さい。
シャワーで身体を流す時も頭から首・肩・両腕・胸・腹・背中・臀部・太もも・脛・足の指先までの一切の不必要なエネルギーを洗い流すと『意図』すると良いでしょう。
次にお風呂に浸かる時は(これから書く事は心臓疾患などの病気のある方はしないで下さい)肩もしくは首まで湯舟に浸かり
鼻の鼻孔からゆっくりと空気を吸い込みます。この時鼻から吸い込む空気がゴールドのエネルギーとイメージすると良いでしょう。
吸い込んだゴールドのエネルギーが全身に行き渡るイメージを想像して下さい。
そして次にやはり両鼻孔から息を吐き出します。
この時は吐く息がドス黒く濁った色のイメージをし、吐く息と共に「不要なエネルギーが出ていく出ていく」と思ってもいいし
「不安や恐れが出ていく」と思っても結構です。要するに体内から不安要素が出ていくイメージであれば何でもいいのです。
息を吸うのに5秒であれば吐くのにも5秒、息を吸うのに7秒であれば吐くのにも7秒といった具合です。
コツは息を吸うのも吐くのも力まない事です。特に吐く時は胸の筋肉の自然な収縮にまかせて自然に吐き出す感覚です。
この呼吸を20回~30回繰り返します。
何故こんな事をするのか?
実は、入浴している時というのは、チャクラの悪いものが出やすく溜め込む事なく解放しやすい時でもあります。
そして私達は生きる為に空気中の酸素を取り込んでいますが、同時に『プラーナ』という『生命力エネルギー』も取り込んで生きています。
しかしながら私達は、会社や仕事と緊張を強いられる事が多く、自然呼吸も浅いものとなってしまい自分の中に溜まったエネルギーを解放する事が難しくなってしまうのです。
この呼吸法をする事で体内の滞ったエネルギーをかなりのレベルで手放し、爽やかにリフレッシュする事が出来ます。
またこの呼吸法は入浴時だけでなく、時間のある時に椅子に座って行う事も出来ます。
瞑想などの時間を取れない人にオススメです。
そしてこれは任意とさせていただきますが、熱めのお湯につかりこの呼吸法をしていると身体も温まり汗も出てくるのですが…
浴槽からでたらシャワーで冷水を浴びるのです。(但しこの時は足元から水をかけて行きます)
心で念じ意図する事は前のシャワーを浴びる時と一緒です。
これをすると浄化と共に風邪の予防にもなります。
今書いた事は私も毎日実践しています。
『プチ滝行』とも云う様な内容ですが、毎日実践する事により明らかな違いを感じる事が出来ると思います。
合掌