中居正広の性加害報道に思う事・雑感私記

中居正広の性加害などが連日報道されていますが、真摯に演技を追求する役者などは別としても、こうした性上納とでも言うべきシステムは昭和の昔より連綿と続いてきた様に思います。

私が二十代前半の頃などバブル全盛期でもありましたが、若い女性タレントなど、マスで区分けされたそれこそ『一晩の値段』の一覧表なども目にした事もあり、少し人気に翳りの出た女優さんなどが、極道渡世の親分と呼ばれる方とホテルから出てくるのを見たりすると『生きんが為にこの人たちも大変だな』という程度の感想だったものです。
(女優や歌手の○○が何処かの親分の愛人などと云う話は枚挙にいとまがないほどに)

TVなどにも出てそこそこ人気のあった演歌歌手なども地方興行などに於いてはその土地を縄張りとするヤクザの組や一家にろうずを通して(筋を通して、挨拶をして)開催するのが一般的であり、興行を行うプロダクションなどにもヤクザが関与する事は当時、珍しくもない事であり(今は知りません)そうした時、興行の『荷』とでもいうべき演歌歌手なども、世間が思うほど儲からぬ商売でもあり、自分の身体を張っての小遣い稼ぎも勿論あったのでしょうが、歌謡ショー終了後などに一晩30万程の金額で、ヤクザが窓口となって申し込んできた町の有力者などの相手をしていたものです。

興行をとりしきるその地域を縄張りとする組の若い衆などが、その演歌歌手と客との情事直後の後始末とでもいうべきホテルの室内清掃までさせられて『シーツもくしゃくしゃで、何とも生臭くてまいりましたよ💦』と苦笑いして話すのを聞いたりもしたものです(笑)

テレビがオールドマスメディアなどと言われる昨今、局やスポンサーの都合で隠蔽したり、上っ面の報道しかしないテレビ局の体質を多くの人がYouTubeなどを通して理解し始めている時代で、これは益々加速の一途を辿る様な気がします。松本人志の問題にしても中居正広の今回の件にしてもテレビ局が睨みを利かす隠然たる力を失いつつある事にも発覚の原因がある様に思われますが、芸能界に限らず端的にはなりますが、柔道(女子選手へのコーチによるパワハラ)ボクシング、アマレス(女子選手へのコーチによるパワハラ)などのスポーツの世界、また畑違いではありますが、宝塚歌劇、劇団員の自殺から株式化に至るまで、性加害などという事と直接結びつかずとも、今までなら『お前当然、この世界で生きて行くつもりなら分かっているよな?一々こちらが言わずとも。どんな理不尽だって我慢出来るよな、それがこの世界の習いってもんだろ』と言わんばかりの旧態依然の高慢なエゴにメスが入り露わになる事に顕著なものがある様で
(巨悪、解決し難いものとしてもまざまざと姿を現す)

戦争に見る大国のエゴにも個人にも形や角度を変えてこれは投影されている事でもあり、快楽を得る為に人を蹂躙するかの様な慣習やその世界で温存されてきたしきたりも許される事無く白日のもとに晒され断罪されるに必至なものがある様で、過去の悪しき因習にあぐらをかき俺様は大丈夫だろうとたかをくくる間もなく白洲の場に引きずり出される熟成を許さぬ急転直下なエネルギーシフトな時代が到来している様に思えるものです。

未熟なものは未熟なものとして花開く様でもあり、『世界に一つだけの花』は名曲なれども、これを歌ったSMAPのメンバー達も紆余曲折に翻弄され、今や『てんでバラバラに乱れ花』の感があるのは私だけでしょうか?

ドラマ『砂の器』で和賀英良を演じ役者としての存在感を示した中居正広でしたが、その物語の顛末にある様にいつか訪れる破滅を予感していたからこその熱演だったやも知れず、諸行無常の響きがあるばかりです。

合掌

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密教僧侶ヒーラー正仙
元ヤクザ組長から密教僧侶ヒーラーになった男
真言宗・大元吉祥堂・堂主・ヒーリングルーム吉祥・主宰

かつて極道の世界に身を投じていたが、獄中にて
スピリチュアルな気付きが始まり、出所後堅気になり、
その後真言宗僧侶と成る。

あたり前に生きる事が難しい今の時代、
自らを不安や恐れと言う闇の中に囲い苦しんでいる方達に
それぞれの方が本来持つ、
あるがままの素晴らしい光や輝きに気付いて貰える様に

愛を基にしたパワフルなヒーリングやリーディング、
講演を心掛けて行きたいと思っています。

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