遠隔加持を終えて換気の為窓を開ければ、7時でもまだ明るく日も伸びたものです。
昨日、一昨日など電話やリモートでのスピリチュアルカウンセリング、遠隔ヒーリングなどのセッションをさせて頂きましたが(お加持は別途勤修)職場における上司からのパワハラ、マウンティングなど共通のテーマもあった様に思います。
都会と違って地方などでは職業の選択なども限られたものがある様に思われ、職場などでパワハラに遭遇しても出来るだけ波風立てずにやり過ごし上司や同僚とも上手くやって行きたいと思うのも人情というもので、そこには食べて行く都合もあれば、様々な要因が自分を縛り萎縮させる様で、人事部などの機能がしっかりしている企業や会社ならまだしも、不条理や不満を言えないが為にうつの様な状態に追い込まれてしまう人は今の時代とても多い様です。
私が過去に生きた極道の世界、一日でも先にいた人間が一応は先輩であり、頭も下げなければなりませんでしたが、自分が男を預けた兄貴分ならともかくも、ただ先にいるだけで威張っている人間など、いつか場面を見て(機会を見て)ケツをまくったれ、ヤマ返したれと思ったもので(笑)ただでさえ不条理を叩き込まれる極道の世界でしたが、行儀も良すぎる様では上に上がる事も出来ず、親分や兄貴分の知らぬところで喧嘩もし、自分の座布団を勝ち取って行かなければならない世界でもありました。
でもやみくもに喧嘩するのでは能が無く、後々、上の人間に事がメクレても(露見しても)筋の通った道理のあるものに仕立てる機転が働くのも不良の感性というものであり、たとえば、自分の目の前で慕う兄貴分の悪口や愚痴をからめて組織や組長の悪口を相手が言ったその時を揚げ足取りの好機ととらえるもので『オイコラッ、てめえ誰の批判してんだこの野郎💢』と、ヤマを返しそのまま殴りかかってでもやり込めてしまうもので、
相手にしても上の批判など口を滑らせた事にただでさえやましさがある為、冷水をぶっかけられた様なバツの悪さのまま喧嘩になっても後手にまわり、結局は一方的にどつかれ、謝るハメになり、挙げ句の果ては『親父や兄貴には内緒にしといてやるよ、これからは仲良くやろうぜ、内輪なんだからよ♪』と、弱みを握られるなど借りが出来た上にその日を境に先輩、後輩の力関係を入れ替えられてしまうのもその世界の習いでもありました。
でも、組長や若頭など上に立つ人間というのはそんな若い人間の見えざる序列の変動など、目の隅に入れていても知らんぷりするのが常であり、そうした切磋琢磨はその世界で伸びて行く上で当然の事と私自身も思っていたものです。
以上は私が過去に体験してきた極道の世界の話しで、会社や職場で発生するパワハラやマウンティングとは直接関係無い事の様ではありますが、実はマウント取りやパワハラの被害を受けた時に極道の揚げ足取りのスキルが役に立つ事があります。
たとえば会社などで上司から
『君の仕事が遅いと皆が言ってるよ、動作が緩慢だって。迷惑かけない様にしてよ、君の為を思って言ってるんだからこっちもさ』などと皆のワードに引っかぶせて親切さえ装い、こちらに罪悪感が生じる様に攻撃を向けてきた場合など、
『分かりました。ところで皆とおっしゃいましたが、具体的に皆というのはどなたの事でしょうか?具体的にその方より話を聞いた上で改善すべきところがあれば改善させて頂きますので』とそれに答え
『何を言ってるんだ君💢皆と言ったら皆に決まってるじゃないか💢ヘリクツ言うな💦』と、かぶせる様に言ってくる様であれば『そうですか、教えて頂けないんですね?それでは○○さんの個人の感想という事でよろしいでしょうか?』と切り返し、これで逆ギレしてくる様であれば『これってパワハラですよね?』と公的なワードも用意して、会社の人事部であろうが、社長や専務の面前であろうが、警察だろうが(笑)出るところへ出る事も辞さない構えで対応する事で、人権、人の尊厳にウルサイ奴と認識される事は間違い無く、仕事の引き継ぎなど無視されたり、ぼっちでの昼食など報復されるかも知れませんが、その一方で、よくぞ言ってくれたと拍手喝采の心境を伝えてくる様な社内の人間もいたりするものです。また無視をしたらしたでハラスメントを訴えられるのではないかとかえって一目置かれる様になる場合もある様で、
クビを恐れてジワジワと心を病むところへ追い込まれるぐらいなら、よほど健康、精神衛生上にも良いものがあり、次にイジメを受けぬ凛とした氣を身に纏う事も出来る様になります。
以上の内容が、会社や職場でのパワハラやマウンティングの全てではありませんが、こうしたああ言えばこう言う的な慇懃無礼な居直り術も今のご時世には必要かも知れません。
合掌
密教僧侶ヒーラー正仙
元ヤクザ組長から密教僧侶ヒーラーになった男
真言宗・大元吉祥堂・堂主・ヒーリングルーム吉祥・主宰
かつて極道の世界に身を投じていたが、獄中にて
スピリチュアルな気付きが始まり、出所後堅気になり、
その後真言宗僧侶と成る。
あたり前に生きる事が難しい今の時代、
自らを不安や恐れと言う闇の中に囲い苦しんでいる方達に
それぞれの方が本来持つ、
あるがままの素晴らしい光や輝きに気付いて貰える様に
愛を基にしたパワフルなヒーリングやリーディング、
講演を心掛けて行きたいと思っています。