私が極道当時から様々な人間関係に見て来た事ですが、剛毅を装い小事にとらわれぬ器量を口にする者ほど、細心で神経質で嫉妬深かったり、また男の様な気性で面倒見の良さを公言するクラブのママなども、ネチネチと銭勘定細かく(借金の取り立てもヤクザ顔負けでハンパない)働く女性の間では不平不満が渦巻いていたりと(笑)当時など、人間とは自分に無い資質に憧れ、同化したつもりになる哀れな生き物ではないのか?と思う事がよくあったものです。
でも、これは時を隔て、僧侶となり、ヒーラーとして活動する現在、スピな世界にもよくある事の様で、たとえば、男勝りのさっぱりとした気性で女性の嫉妬はゴメンとばかりにバイタリティーを前面に出す女性の周囲からは真逆の風評が聞こえてきたり、またその様にお見受け出来たりと、
それを指して『知らぬが仏』と言うべきか『灯台下暗し』なのかはよく分かりませんが、無頼の世界で垣間見た人間模様に同根のものを見る事も多かったものです。
(勿論、公言そのまんまの人も)
合掌