☆パンデミックに見るアウトレイジな人間学

一昨日は祝い事などもあり秋葉原の万世で食事などしましたが、貸し切りとまでは行かずとも、客が激減している事は言わずもがなで分かるものがあります。

何の仕事でも一緒なのでしょうが、飲食の商売など、そう力を蓄えているところばかりではないはずで、1ヶ月の売り上げ如何で店を閉めるなどの判断に迫られるなど死活問題にさらされているお店は多いに違いありません。

今回のパンデミック騒動に於いて食の仕事などに就く方とすれば、客には来てもらいたい…でも、風評被害諸々考えるとコロナに罹った客は絶対ゴメンだ💦と言うある面相反する気持ちで先の見えない日々を過ごされている方が多い事は容易に推察され、とかくこうした時は落ち着きを得ず心身共に消耗しやすいものです。

早期にコロナが完治できる何物かを国がはっきり示す事(間に合わせの答えでなく)が急務である事は間違いのないところですが、サバイバルな時代に生きているんだというある面開き直った自覚と言うものも今の時世を生きる上で大切な事かも知れません。

やるせない憤懣、現に明日にはおまんまの食い上げになってしまう怖れや不満を誰かに話したところでかえって自分の中でそれを追認強化してしまい風が吹いてるばかりの空しさを感じるのも人間なのです。

暴力の世界を礼賛するつもりはありませんが、私が過去にいた極道の世界では、たとえ家族が癌で余命いくばくもない状態でも、山の様な借金をこしらえていて明日の組費(上納金)が払えない状態でも、警察からキップ(指名手配)が出ていて本当は明日にでも愛人と逃避行の旅に出たくとも(笑)他の組織と揉めて命を狙われてシノギ(資金源)もままならない状態でも、泣き事など言えば器量を見られ腑抜けの烙印を押されてしまう世界であり、そんな場面に於いて『泣き事言うくらいなら堅気にならんかい💢』とカマシが入る事に於いて幹部であろうと組長であろうと変わらないものがありました。

暴力が根底にあるヒエラルキーが生み出す力の論理、不条理な縛りの構造と言うものを正当化するつもりはありませんが、ただ、対警察、対ヤクザ、内にも外にも油断ならぬサバイバルな極道の世界を生きていると自分の思い通りにならぬ環境や状況は次々と経験して行くもので、そんな中で退路を断ち泣き事や愚痴を引っ込める時、今いる場所、今ある場が自らの道場(これは今も変わらず)とズシリと腹に据わるものがあったもので、死中に活、トラブルの中にこそ金の匂いを嗅ぎとる感覚も培われて行ったものです。
(今は金儲けのペテンがさっぱり働きません 笑)

勿論、極道社会の修羅場の人間学とでも言うべきものが正しいなどと言う事ではなく、善因善果、悪因悪果の理(ことわり)の通り極道が寂しくハードな末路に行き着きやすいと言うより円満な老後など到底望める世界でない事に明らかなものがあります。

ましてやコロナ騒動に直面する方々の心得には場違いで相当しないかも知れませんが、思い通りにならぬコロナ退治の行く末にクヨクヨ悩む事なくこうした時代に生まれ合わせたと腹を決めて愚痴を慎み自ら言行を律するところに前向きな思考も生まれ様と言うもので(言行を制限するされると言う事ではありません)今ある場所(会社やお店)で自分が取るべき事(大抵それは足元に)にフォーカスし、それは落とすべき判断、削ぐべき判断に現れるかも知れないし、家族やスタッフとの調和を心がけ協力を仰ぐ、自分ならではのオリジナリティーの発揮など、きっと、貴方なりの閃きの中にそれは訪れるに違いないのです。

明けない夜はありません。

               合掌

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密教僧侶ヒーラー正仙
元ヤクザ組長から密教僧侶ヒーラーになった男
真言宗・大元吉祥堂・堂主・ヒーリングルーム吉祥・主宰

かつて極道の世界に身を投じていたが、獄中にて
スピリチュアルな気付きが始まり、出所後堅気になり、
その後真言宗僧侶と成る。

あたり前に生きる事が難しい今の時代、
自らを不安や恐れと言う闇の中に囲い苦しんでいる方達に
それぞれの方が本来持つ、
あるがままの素晴らしい光や輝きに気付いて貰える様に

愛を基にしたパワフルなヒーリングやリーディング、
講演を心掛けて行きたいと思っています。

 

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