※ヒーリング時の動画など了承を得て掲載しています。グラウンディング講座にヒーリングセッションは含まれません。
地に足をつける事によくたとえられるグラウンディングですが、それをヒーラーとしてヒーリングを行う基礎や土台として学ぶ人もいれば、人間関係や諸々の事情で揺れ動く自分をブレさせぬ為のメソッドとして学ぶ人もいたりと、その動機と言うものも十人十色なものがあったりします。
昨日私の講座を受講された女性は後者の部類であり、別段ヒーリングを行うヒーラーでもなければカウンセリングなどを行うセラピストやカウンセラーではなく、ただ、様々な不安や混乱から脱して安心の境地で生きる為のスキルとしてグラウンディングを学びたいとのご希望でした。
ヒーラーやスピリチュアルな仕事をする人間にとってグラウンディングは耳慣れた言葉でもあり、まるで合言葉の様に…
「グラウンディングって大切だよね~!」
「グラウンディング出来ていない人って見るだけでも分かるよね」
「グラウンディングなんて簡単、歩きながらだって出来るし」
「アタシ、実はグラウンディング苦手なんだよね…」
「グラウンディングなんて必要ないじゃん!」
「他の惑星に生まれた時の記憶(過去生)が強くて地球のエネルギーと合わないのかどうにもグラウンディング出来ないんだよね」等々…
色んなグラウンディングの持論と言うものが、ヒーラーやスピリチュアルな世界に生きる面々が顔を合わせた時など交わされたりする時があります。私の所へグラウンディングを学びに来られる方の中にはすでに他の教師の元でグラウンディングを学ばれた経験をお持ちの方も多かったりするものですが、そんな方も私の講座を受講されると…
「今までグラウンディングと思っていたものがいったい何だったのか?改めて再認識させられた様な気がします」と…ご感想を口にされる方がこれまで何人もいたものです。
青竹踏みや温泉に浸かるだけでもチャクラが活性化されたりで多少グラウンディングが改善されたりもするものですが…
でも、私が講座で提供したいと思うグラウンディングはそうしたレベルのものではなく、日々の安寧、安心に直結するエネルギーワーク、瞑想法としてのグラウンディングでした。気張って丹田に力を入れて踏ん張る様なイメージをグラウンディングに持っている方もいるものですが、それでは力みが生じてかえってグラウンディングは出来なくなってしまうものです。
リラックスして地球の中心、母なる意識と繋がり、天と地のエネルギーを身体のプラーナ管に流すランニングエナジー、光瞑想であり自己ヒーリングとなるグラウンディングのエクササイズでもあり熟練するととても気持ちのよいものがあります。
でも、こうしたエネルギーワークによって安定したグラウンディングの状態に至る事が出来ても、強い不安や恐れ、怒りや葛藤が不意討ちの様に私達の日常タイムラインに発生する時、感情の虜になってしまい、言い換えるならエゴの思うままに翻弄されるところとなり、グラウンディングで得た心身の安定も「喰われてしまう」傾向と言うものがあります。これは他の瞑想や座禅などによって得た心の静寂や安心感にも言える事かも知れません。
自分自身の日常を振り返ってみて、たとえばそれが家族や配偶者との問題であろうと、会社や友達などの人間関係から派生するものであろうと、はたまた病気や健康に対する不安であろうと一度頭の中を占めたものをなかなか手放す事が出来ないのが人間である事は日々どなたも経験されている事ではないのでしょうか?
極論を言う様ですが、愛する家族が誘拐されて身代金を要求される地獄の沙汰も、夫婦喧嘩から相手を許せないと思う葛藤も、そこにインパクトの差はあっても、自分自身のエネルギー(想念)を貼り付け思考を占有されてしまう事に於いては等同であり五十歩百歩の違いしかないものです。
これをヒーラーの世界では「画像」と呼んだりしますが、この日々発生する画像にどれだけ人間が眩惑され翻弄されているかなど、スピリチュアルを志す多くの方にとって、理解されていない事でもあります。
この画像に対応するものがなければどんなに強固なグラウンディングを築いても、時間と共に霧散してしまうひとときの気付け薬程度の働きしかもたらさないものです。
私の講座ではこうした日々毎瞬の様に発生する画像に対応するものとして「薔薇のプロティクション・薔薇の爆破とも言う」を教えさせて頂いているものです。
これは私が裏社会から抜け出てヒーラーとしての学びの時期にある頃、世界屈指の透視能力者と言われたレバナ・シェル・ブドラに師事し学んだ事で、今となっては必要必然の絶妙な時期にレバナの元で霊性の学びをさせられていたものを感じるばかりでもあります。
不安や怖れ、罪悪感や痛み(身体の痛みも軽減)葛藤や怒りなど、その時々派生するあらゆる感情やメンタルイメージをクリアリングするもので、それは「画像に貼り付けた自らのエネルギー」を抜き取る事でもあり、これを併用する事によりグラウンディングをしっかり持続して行く事が出来る様になります。
これはエネルギーワークの様ではありながら、ブッダ(釈尊)が説いた「思考を見張る」事をヒーリングワークとして行う事でもあり、「成らぬ堪忍(かんにん)するが堪忍」と言えば耐え忍ぶイメージがありますが、もっと爽やかに(笑)エネルギーワーク版の「赦しのレッスン」とさえ言えるもので、元極道でかっては瞬間湯沸し器だった私が僧侶となりヒーラーの道を歩み出してから暴力に訴えたい衝動に駆られた時なども、どれだけグラウンディングや「薔薇の爆破」に救われたかわからないと言うのが本当のところです。
アセンションが言われて久しいものがありますが、しっかり地に足をつけグラウンディングして生きるディセンションが大切なのは言うまでもありません。
グラウンディングは地球に支えられている安心感を得られるばかりでなく、自らの過去世であろうと未来世であろうと何から何まで全てを知る内なる神、ハイアーセルフ(聖霊)との繋がりが強化され、真の自分が歩べき道など啓示を受けやすくなるものです。
グラウンディングやオーラリーディングを学んだレバナよりクラスの卒業時には「クラスの誰よりもグラウンディングが強いです」と言われ、そんな事からこのヒーリングの学校の同期生からは「グラウンディング王」などとアダ名をつけられた私でしたが(笑)グラウンディングに私自身テーマもある様です。
元極道の私に多大な影響を及ぼしたグラウンディング、これからも教えさせて頂く機会を大切にして行きたいと思っています
合掌